2023年11月18日配信開始となったYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』の動画「」にて、放送作家・鈴木おさむが、「沢尻エリカに翻弄された同士」としてももクロのプロデューサー・川上アキラと再会したら「ハグしたい」と思っていると告白していた。
鈴木おさむ:僕、2008年に『ハンサムスーツ』という映画を公開しまして。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:谷原章介君と、ドランクドラゴンの塚地君、あと北川景子ちゃん主演で。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:塚地君が自分のルックスに悩んで、イケメンになりたいなぁと思うと、ハンサムになれるスーツがくる、と。で、それを着ると谷原章介みたいになれるっていう。
佐久間宣行:はい、はい。拝見しました。
鈴木おさむ:で、あれが元々、女の一番手で北川景子ちゃんが、ちょうど深夜番組で深夜のドラマで主役になるかな、ぐらいの。
佐久間宣行:はい、はい。
鈴木おさむ:で、北川さんがいいと思って、オファーをしたの。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:で、オファーをしたら、ちょうどなんかその撮影期間にドラマが入ってるってなって、ダメだったの。
佐久間宣行:なるほど。
鈴木おさむ:そしたら、当時もうかなりグイグイ売れてる、沢尻エリカに台本を読ませたら、「面白い」って言ったっていう。
佐久間宣行:へぇ、『1リットルの涙』とかやってた頃ですか?
鈴木おさむ:後です。
佐久間宣行:あ、じゃあもう大ブレイク中じゃないですか。
鈴木おさむ:大ブレイク中で、「うわ、マジっすか」って。
佐久間宣行:うん。
鈴木おさむ:「本当に?」っつって、「じゃあいいじゃん。やろう、やろう」って感じになった。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:そした、そのまま進んでいる中で、あの噂の彼氏と付き合い始めたの。
佐久間宣行:ああ、ハイパー。
鈴木おさむ:ハイパーか(笑)
佐久間宣行:ふふ(笑)
鈴木おさむ:その噂が出て、俺はちょっと「大丈夫かな?」って気がしたんですよ。
佐久間宣行:なるほど。
鈴木おさむ:そしたら、撮影2ヶ月ぐらい前に、プロデューサーから「ちょっと沢尻さんが、ちょっと色々台本で思うことがあるらしい」と。
佐久間宣行:うん。
鈴木おさむ:で、「会いたい」って言ってて。
佐久間宣行:面白いって言ってたのに?
鈴木おさむ:で、僕と英勉監督。
佐久間宣行:ああ。
鈴木おさむ:映画は当時、まだそんなにやってなかったけど、今や『東京リベンジャーズ』。
佐久間宣行:英勉監督ですよね。
鈴木おさむ:大監督ですよ。で、英監督と、山田さんってプロデューサー3人で行ったんですよ、土曜日。3時ぐらいですかね。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:で、行ったらぽっちゃりしたマネージャーさんがいたんですけど。それで、行って沢尻さんがこう座ってんですよね、笑顔もなく。
佐久間宣行:はい。
鈴木おさむ:「ヤバイ…」って(笑)
佐久間宣行:ヤバイっすね(笑)
鈴木おさむ:で、緊張してるんで、「沢尻さん、なんか脚本に色々なんかあるみたいで…」って言ったら、「私のコメディセンスと、この脚本にズレが出てきた」って。
佐久間宣行:ズレが出てきた?
鈴木おさむ:で、僕その言葉聞いた瞬間に、「はい、終わった」と思って(笑)これを覆すのは無理だと思って。
佐久間宣行:ふふ(笑)そうっすね。
鈴木おさむ:そう言われたら。
佐久間宣行:細かいところじゃないですもんね。全体のセンス。
鈴木おさむ:全体のセンス。要はイヤだっていう。
佐久間宣行:そうですよね。
鈴木おさむ:で、プロデューサーと監督は必死になって繋ぎ止めたいから、「どういうところが違いますか?」って言ったら、なんか言うんすよ。もうよくわかんない、アメリカのドラマの。
佐久間宣行:うん、しかもやっぱりそれ、ハイパー目線ですよね?(笑)
鈴木おさむ:そうなの。
佐久間宣行:ハイパー目線が入っちゃってんですよね(笑)
鈴木おさむ:僕は、それを後ろに…アイツが犯人なんじゃないかって思って。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
鈴木おさむ:こういうこと言って、訴れたらイヤなんですけど(笑)もう本当に思ったんですよ。
佐久間宣行:うん。
鈴木おさむ:で、案の定断ってきて。で、スターダストの事務所が、「申し訳ない」っつって、結果撮影ずらしたんですけど、北川さんを無理くり入れてくれて。
佐久間宣行:そうか、沢尻さんと北川さん、同じ事務所ですからね。
鈴木おさむ:そうです、当時ね。結果頑張ってくれて、ヒットはしたんですけど、ただその会議室で断られた日ですよ、ガチャって出て、当時まだガラケーですよ。ちょっとしたニュース見たら、なんか沢尻さんがやたらニュースになってんですよ。
佐久間宣行:うん、うん。
鈴木おさむ:その日、「別に」の後だったんです(笑)
佐久間宣行:ああ(笑)
鈴木おさむ:「別に」って言った数時間後に、僕、仕事断られてんですよ(笑)
佐久間宣行:ふふ(笑)
鈴木おさむ:「え?この後に俺ら会わされたの?」って(笑)
佐久間宣行:ああ。
鈴木おさむ:あの日に断られたんだったら、いいやっていう(笑)
佐久間宣行:そりゃそうですね。
鈴木おさむ:で、ただそれもう一個、これは初めて言うんですけど、その時のマネージャーさんが、後にももクロをやる川上さんだったんですよ。
佐久間宣行:そうだ!そうだ!
鈴木おさむ:僕は、そっから1度も川上さんにお会いしてないんですけど、川上さんがめちゃくちゃもう、土下座並に謝ってたんですよ。
佐久間宣行:うん。
鈴木おさむ:で、謝ってて、その謝ってるその姿が凄い素晴らしかったんですけど。その姿を僕は見てて、後で後々ももクロが売れた時に、プロデューサーと「あれ、川上さんですよね」って話になって。
佐久間宣行:うん。
鈴木おさむ:多分、川上さんはあの時の悔しい思いを晴らして、ももクロを売ったんじゃないかって(笑)
佐久間宣行:ああ、そうそう。川上さんは、「別に」の件で干されたんですよね、一回。仕事なくなったんですよ。だから、スターダストでアイドルグループなかったのをゼロから立ち上げたんです。
鈴木おさむ:うん。
佐久間宣行:だから、それはまさにだと思います。
鈴木おさむ:僕、だから川上さんにお会いしたことないですけど、もしお会いしたら、もう本当にハグしたい。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
鈴木おさむ:「別に!」って言って、ハグしたい(笑)