2021年11月2日放送の日本テレビ系の番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、ブーイングのままステージを降りて、チャンス大城が「やめるなよ!」と声をかけたバンドが後に超有名バンドになったと明かしていた。
千原ジュニア:この間、チャンス大城が言うててんけど。アイツ、30年ぐらい前に…アイツ、音楽、ロック好きやから。
ケンドーコバヤシ:はい、はい。
千原ジュニア:それもハードコアとかそっちが好きやから。大阪の小さいライブハウスに、対バンで5バンドぐらい出るライブがあったんやて。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、4番目、5番目に出るこの2バンドがお目当てで、行ったんやて。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんなら、もうめちゃくちゃイカツイバンドやねんけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、1バンド目、2バンド目もハードコアなバンド。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、3バンド目が、ちょっともうメロディアス過ぎて。ちゃんとし過ぎてて。
ケンドーコバヤシ:なるほど。
千原ジュニア:全然、盛り上がらへんかってんって。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:「どこに出てきてんねん」みたいな。
ケンドーコバヤシ:うん、場違いね。
ケンドーコバヤシ:「場違いも甚だしいわ」って。
千原ジュニア:客ももう、全然乗らへんし。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:なんなら、ブーイング出るぐらいの。
ケンドーコバヤシ:辛い。
千原ジュニア:でも、チャンスは「ええなぁ、これはこれで」って思って。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、4バンド目、5バンド目に自分のお目当てがきて、「うわぁ!」って盛り上がって。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:「いいライブやったなぁ」って。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、おっかけじゃないけど、裏口回ったら、4バンド目、5バンド目がワーッて人だかりできてて。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんで、「これは遠いな、しゃあないな。もう行こう」って思ったら、ちょっと離れたところに、3バンド目の、全くお客さん揺さぶらせられなかった、メロディアスなバンドマンが、荷物をハイエースに積んでんねんって。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:ほんなら、なんか知らんけど、チャンス大城…「誰が言うてんねん」やけど。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:「よかったよ」って。
ケンドーコバヤシ:誰が言うてんねん。
千原ジュニア:ふふ(笑)「絶対やめんなよ!」って。
ケンドーコバヤシ:だから、誰が言うてんねん(笑)
千原ジュニア:「そのままいけよ!」って。
ケンドーコバヤシ:誰が言うてんねん、だから。
千原ジュニア:「絶対売れるから!」って。
ケンドーコバヤシ:それが一番誰が言うてんねん(笑)
千原ジュニア:ふふ(笑)若き頃の。チャンスが「いや、よかったよ。絶対売れるから、絶対やめんなよ」って。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:もう、まさに今日、解散しようってしてるように、チャンスからは見えてんって。
ケンドーコバヤシ:ほう、心折れた感じ。
千原ジュニア:うん。「絶対やめんなよ。俺はいいと思ったから。やり続けろよ」って言うたんが、L’Arc-en-Cielやってんって。
ケンドーコバヤシ:すげぇやん。凄すぎるやん。
千原ジュニア:ふふ(笑)誰が言うてんねん!
ケンドーコバヤシ:はっはっはっ(笑)そう、そう。ラルクさんってね、大阪のかなり地下のライブから、叩き上げって聞いたことあります。
千原ジュニア:そうなんや。
ケンドーコバヤシ:めちゃくちゃ苦労してるって、実は。
千原ジュニア:へぇ、そうなんや。
ケンドーコバヤシ:その苦労が見えない凄さがありますもんね。
千原ジュニア:そうやな。