2021年5月12日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑い芸人・伊集院光が、今田耕司のまだ尖っていた頃の言葉に未だわだかまりを持っていると告白していた。
伊集院光:ダウンタウンを筆頭に、今田・東野さんが来た時のあの殺気って凄かったの。
春日俊彰:へぇ、ああそうなんですね。
伊集院光:本人たちが今、わりと過去を振り返る番組で、本人たちが言ってるけど、やっぱり「東京の人間なんかに負けるな」ってことで、「ぶっ殺せ」って感じで来たから。
若林正恭:へぇ。
伊集院光:俺ね、未だに覚えてることがあって。
若林正恭:はい。
伊集院光:『やりすぎ都市伝説』の最初の頃って、それこそみんな落ち着いてきてた頃だけど。
若林正恭:はい。
伊集院光:俺、伝説を喋るパネラーで出たの。
春日俊彰:はい。
伊集院光:で、今田さん・東野さんがずっとMCで出てて。
春日俊彰:はい。
伊集院光:で、俺、その時に、「東京の特撮番組でこういうのありましたよ」みたいなのを喋って。で、「信じるか信じないかはあなた次第」って言って。
春日俊彰:はい。
伊集院光:自分なりにはプレッシャーあったけど上手く喋れたって思って。
春日俊彰:はい。
伊集院光:その時の今田さんの感想が、「ようできてまんなぁ」っていう。
若林正恭:ああ。
伊集院光:要するにフリートークをしたのに対して、「ようできてまんなぁ」って言われることって、このライバルでギスギスの時には、心のどっかに引っかかるの。:
若林正恭:おお。
伊集院光:面白かったって言ってくんないんだ?他の芸人に対しては面白かったなのに、「ようできてまんなぁ」って言った後に、今度、「東京の仁鶴さんや」って言うの。それもちょっと引っかかるの。
盛山晋太郎:なんでなんですか(笑)めちゃめちゃ光栄なことでしょ?(笑)
伊集院光:いやいや、その時まだ俺たち若くて。やっぱり自分も送りバントに納得いってないから。自分で面白いことを凄い喋った後に、そこで言う言葉が少しずつズラしてきてると思うの。
若林正恭:ああ。
伊集院光:「面白かった」と「ようできてまんなぁ」。フリートークして、「ようできてまんなぁ」って評価どう?
リリー:たしかに、「面白い」って言って欲しいですもんね。
伊集院光:面白いって言って欲しい、笑って欲しい。
リリー:はい。
伊集院光:でも、「ようできてまんなぁ」は、今、作ってきたやつを披露してるんだよねってことだし。
若林正恭:今田さんもこの席で反省してたもんね。「チャカを持ってた」っておっしゃってましたもん。
伊集院光:そうだよね。
若林正恭:そのチャカは「東京湾に捨てた」っておっしゃってました(笑)