ダチョウ倶楽部・上島に「残高0円」の通帳を見せる
有吉:(ダチョウ倶楽部)上島(竜兵)さんなんか、何も言わず無償の愛で助けてくれるのに、「0円」の貯金通帳を持ってたもんね(笑)
マツコ:ふはは(笑)
有吉:「こっちは普通の通帳」「こっちは0~100円くらいの通帳」ってあって、「0~100円くらいの通帳」は持ってたね(笑)
マツコ:ズルい(笑)…ごめん、ここは一緒にしないで(笑)それはしたことないわ(笑)
「仕事がなく、オネエになろうかと思った」
有吉弘行:俺も仕事ない時、チ○ポ切ってオネエになってやろうって思ったからなぁ。笑えないけどな。
アルコ&ピース・平子祐希:いや、はい…
有吉弘行:気持ち分かるよ。
平子祐希:分かります。
有吉弘行:「仕事ねぇんなら、チ○ポ切った方が良いや」って思って。
新宿カウボーイ・かねきよ勝則:ふふ(笑)
平子祐希:それで仕事回ってくるんならね(笑)
有吉弘行:そう、そうよ。
平子祐希:チ○ポ無くても生きていけるけど、仕事なかったら生きていけないですからね。
有吉弘行:新しい快感があるんじゃねぇかって、模索してたけどね。
平子祐希:ああ、なるほどね。
有吉弘行:もう、オ○ニーにも飽きてね。
平子祐希:切ることによって、新しい感覚が。
有吉弘行:1ヶ月家にいるんだから。飽きちゃうんだよね、チ○ポに(笑)
平子祐希:そうかぁ(笑)
高齢者たちの前で粋がる
有吉弘行:北沢タウンホールに午前中行くと、おじいさんとおばあさんしかいなくてさ。
平子祐希:へぇ。
有吉弘行:そこでドカって座って、お茶ガブガブ飲んで、「いっぱい飲んでスゲェだろ」って顔してた。
平子祐希:ふふ(笑)
有吉弘行:「若いから、凄いお茶を飲むぞ」ってやってた。自己満足で(笑)
平子祐希:ふふ(笑)
有吉弘行:「コイツら、お茶飲まねぇなぁ」って(笑)
平子祐希:黒歴史ですね(笑)
有吉弘行:ふふ(笑)…よく立ち直ったよ、俺も(笑)
平子祐希:長ーいトンネルを抜けて(笑)
心の支えにしていた高校時代の人生設計
有吉弘行:僕もね、高校生くらいの時に、自分の人生設計を立てたんだ。この世界に入る上でね。
マツコ・デラックス:うん。
有吉弘行:18歳くらいにどこかの事務所潜り込んで、師匠のところに潜り込んで、とか。
マツコ・デラックス:うん。
有吉弘行:35歳で、ラジオのレギュラーを掴むっていう計画だったの。当初は。40歳で、テレビに出る、くらいだったの。テレビのレギュラーをもらう、みたいな。
マツコ・デラックス:あぁ。
有吉弘行:だから、何があっても、その時の計画よりは上手くいってんなって感じなの。
マツコ・デラックス:なるほど。
有吉弘行:どん底だった時でも、「それにしても、こんなもんだろう。当初の計画から、変わらないな」みたいな。
マツコ・デラックス:要は、最初の爆発的なブレイク(有吉弘行の『電波少年』ヒッチハイク旅、スタッフも不可能だと思っていた)が、イレギュラーだっただけであって。
有吉弘行:そうそう。それでよくよく考えて、ピンになった時のことを考えたら、なんとなく…。
マツコ・デラックス:あなた、凄いね。
有吉弘行:凄くないよ(笑)本当に、高校生の考え。テキトーな設計ね。でも、それが自分の中で、なんとなく大事にしてるから。
マツコ・デラックス:うん。
有吉弘行:それより良いか悪いかが、判断材料になってるね。でも、40歳で結婚してないとは思わなかったけどね(笑)
人を疑う心と憎む心は常人の45倍
ケンドーコバヤシ:元クズ芸人で今、暮らせてる芸人を彼氏にするのいいかもしれへん。
柏木由紀:います?結婚してない人。
ケンドーコバヤシ:いっぱいおるんちゃう。
山根良顕:それこそ有吉さんとか。
柏木由紀:ああ。
ケンドーコバヤシ:そうやね。有吉、アンガールズっぽいんちゃう。最初に上手くいって、その後、どん底やから。人を疑う心と憎む心は常人の45倍くらいあるんちゃうか(笑)
柏木由紀:めちゃめちゃ多い(笑)
ケンドーコバヤシ:アンガールズもそうやな。常人の45倍、人を疑ってかかるから。
柏木由紀:はっはっはっ(笑)
田中卓志:捻じ曲がるんですよ、一回。
ケンドーコバヤシ:田中の本音を聞いたときの、山根の冷たい姿を見たとき、分かるやろ?
柏木由紀:たしかに(笑)
ケンドーコバヤシ:「常人の45倍や」って(笑)
柏木由紀:たしかに(笑)
田中卓志:それは仕方ないこと。
ふかわがレギュラーで有吉が準レギュラーだった『内P』
ふかわりょう:こんな苦痛ないよ。かつてはね、一緒だったんだよ。『いいとも』の準レギュラーね。僕と有吉で毎週代わってたの。
有吉弘行:うん、やってた。切磋琢磨して。
ふかわりょう:まさに揃ってたんだよ。
有吉弘行:『内村プロデュース』って番組でもずっと一緒に。
ふかわりょう:あの時なんか、俺がレギュラーだからね。たまにだよ、彼(有吉)。
有吉弘行:たまに出る準レギュラーでね。
ふかわりょう:舞台とかあったけど、呼ばれるか呼ばれないかぐらいのギリギリのところで、俺が「有吉君もよろしくお願いします」みたいな。
有吉弘行:ウソつけ(笑)
ふかわりょう:結構、そういうのやってたタイプなんだよ。
有吉弘行:それが今やな。
ふかわりょう:おかしなことになったね、本当にね。誰だ?これ。ボタン掛け違えたの。
有吉弘行:ずーっと家にいるんだもんな?
ふかわりょう:夕方以外は大体、家にいる(笑)
トップリード・和賀勇介:夕方はお忙しいですもんね。
ふかわりょう:そう、そう(笑)
有吉弘行:嬉しいよ。(ゲストで呼ばなかった)2年ブランクあってさ、会いたかったよ(笑)
和賀勇介:笑っちゃったよ(笑)
ドロンズの失敗を祈っていた
有吉弘行:僕らの中での大抜擢と言えば、ドロンズがやってた夕方の番組ね。『DAIBAッテキ!!』ね。
安田和博:ありましたね(笑)
有吉弘行:大失敗でしたけどね。
安田和博:大失敗ではないですけどね(笑)
有吉弘行:「いい気味だ」って、俺はゲハゲハ笑った(笑)
安田和博:はっはっはっ(笑)たしかに、番組のタイトルが『DAIBAッテキ!!』でしたね。
有吉弘行:大抜擢、大失敗。
安田和博:ふふ(笑)
有吉弘行:ゲハゲハ笑っちゃってね。俺らは良い目に遭ってないのに、アイツらは、とんねるずの『夕やけニャンニャン』みたいな、フジテレビの番組任されて、スゲェ俺らがくすぶってるのに、アイツらが売れるんじゃねぇかって。
安田和博:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:「失敗しろ、失敗しろ。ドロンズ失敗しろ」って思ってたら、案の定失敗して、俺、ゲハゲハ笑って。
安田和博:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:今は、お2人とも、飲食店で大成功してますから。
安田和博:大成功してますからね。
有吉弘行:これ、笑っても今、起こらないですからね、お2人。大丈夫みたいですけどもね。
低迷期に芸人を辞めようかと思ったと告白
有吉弘行(以下、有吉):俺と(マシンガンズ)西堀は、偶然、同級生、同じ年齢でしょ?
マシンガンズ・西堀亮(以下、西堀):あぁ、はい。
有吉:いわゆる40になる年齢ですよね。
西堀:はい。
有吉:俺が30歳の時には、ほとんど仕事がないような状態。「これは(芸人)辞めなきゃいけないかな」って思って。貯金も底をつくし。
西堀:うん。
有吉:「辞めなきゃいけないなぁ」って思ってたのが30歳。
西堀:はい。
有吉:それがお前の場合、もっと深刻なわけじゃん。40歳でその状態を迎えてるわけだから。
西堀:10年経ってますからね、そこから。
有吉:どうなの?(笑)
西堀:これがね…不思議に、心境として澄み渡るような静けさなんですよ。湖畔のような。
有吉:悟りだな(笑)
西堀:悟りですね。30歳前半ですよね。30前半で、「もう無理だ」って思うじゃないですか。
有吉:うん。
再ブレイクのきっかけとなった高田文夫
有吉「高田文夫先生は、本当にお世話になって。当然、ラジオに呼んでもらったんだけど、そこで『有吉、いいぞいいぞ』って言ってくれるのよ。それにプラスして、当時、日刊スポーツにコラムの連載を持ってたりとか、雑誌の連載を何個か持ってたのよ」
やさしい雨・吉本「あぁ、はい」
有吉「そこで、ネタがあんまりないんだろうね、いっぱい書いてるから」
松崎「いやいや(笑)」
有吉「日刊スポーツに『有吉が最近、面白い』って書くと、全雑誌に同じように書いてくれるの」
松崎「えぇ~」
有吉「だから、ちょっとラジオ関係者とか、ちょっと通なお笑い好きな人たちが、『高田先生が最近、やたら有吉面白いって言ってるけど…ちょっと呼んでみるかな』ってことで、結構、仕事が増えたりして」
松崎「へぇ~」
有吉「それこそ、なんかラジオも高田先生が休むと、『ちょっと代役をやってくれよ』って言われて」
松崎「おぅ~」
有吉「だから、高田文夫先生が入院されたの、普通に心配なんだよね」