2020年9月5日放送のテレビ東京系列の番組『ゴッドタン』(毎週土 25:45-26:10)にて、お笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司が、サンドウィッチマンは『オンエアバトル』で一度も出場させてもらえていなかったと明かしていた。
タイムマシーン3号・関太:20年やってきたんですけど、その20年の戦略が間違ってたんじゃないかなっていう。
劇団ひとり:どういう戦略だったんですか?ちなみに。
関太:わかりやすく言うと、一般の方の笑いをたくさんとっていこうっていう。
劇団ひとり:はい、はい。
関太:言ったらあれですけど、そちらの3人(腐り芸人)とは逆の方向性。
小木博明:おい、おい、おい。
関太:こんなこと言ったらアレですけど、『ゴッドタン』に出るつもりはなかった。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)なんでだよ(笑)大衆ウケの番組だよ(笑)
山本浩司:いやいや(笑)
劇団ひとり:いわゆる大衆ウケをずっとやってきて、その結果を出せてるように見えるんですか?
山本浩司:言ったら、『オンエアバトル』っていう大衆向けの鑑というか。各世代に審査員がいて、10代から60代、70代まで審査員がいて。
劇団ひとり:はい。
山本浩司:その中で切磋琢磨して、「あそこでオンエアされれば売れる」みたいな時代があったじゃないですか。
小木博明:あった。
山本浩司:オンエアだけが希望で、そのオンエアをとりに行くにあたり、皆さんに幅広いやつ、わかりやすいやつをってやってったら、ファミリーウケというか、ちょっとずつ角のとれていったというか。
小木博明:うん。
山本浩司:嫌われない漫才をするようになっていったんですよね。
劇団ひとり:それが持ち味じゃないの?
山本浩司:そうなんですよね。幅広い世代にウケるようになったんですけど、この前、空気階段って芸人のラジオを聞いてたら、かたまり君の甥っ子さん5歳が芸人ランキングをつけてて。1位どぶろっく、小島よしおとか。で、最下位は誰って言ったら、「タイムマシーン3号」って言い出したんですよ。
関太:5歳のそれは、リアルすぎるっていうか。
山本浩司:20年ファミリーを追い続けてて、ここで急に5歳に嫌われ始めると、僕らどこに行ったらいいのかなっていう。
関太:僕ら20年かけてゆっくり腐り始めてるような気がするんですよ。
劇団ひとり:実際、オンエアバトルはどうだったんですか?
関太:最強でした。
劇団ひとり:最強?
関太:歴代1位ですし。出場回数がまず1位で、29回。累計キロバトル数が2万キロバトルを超えてるんです、僕ら。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)
関太:2万キロバトルを超えてるのは僕らだけですよ。
劇団ひとり:すげえなぁ。知らなかった、オンバトで1番なんだ。
関太:その時ダメだったオードリーとか、南海キャンディーズとかオンバト時期で見ると、全然上ってなかったけど逆転したというか。
山本浩司:サンドさんに至っては、出れない時期もあったっていう話ですよね。
板倉俊之:オーディションの段階で。
山本浩司:見た目が、風体がNHKにそぐわないっていう。
関太:それが今、変わってというか。
劇団ひとり:そういう偏りのある芸人は、結局後々、テレビで評価されるっていう。その後、タイムマシーンは角がとれ過ぎちゃったっていう。