安住紳一郎、ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスに罹患したリスナーがいたことに言及「そこに自分の知っている人がいると、急に問題意識が変わる」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2020年3月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『安住紳一郎 日曜天国』(毎週日 10:00-11:55)にて、TBSアナウンサー・安住紳一郎が、ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスに罹患したリスナーがいたことに言及していた。

安住紳一郎:人間の習性っていうのかな、当たり前のことなんですけれども。ダイヤモンド・プリンセス号での感染者が700人、696人って言われても、どこかやはり他人事、実感のないもので。ただただその数字に驚いて、学者のように自分なりの評論するっていうのが、普通の人間ですね。

中澤有美子:ええ。

安住紳一郎:ただ、そこに自分の知っている人がいるとなると、急に問題意識が変わりますよね。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:早く収束して欲しい。ヒマラヤ杉さん(ダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナウイルスに感染し、療養期間を送っていたリスナー)から届いた1ヶ月間のメールで、私も新型コロナウィルスに関する考え方が変化しましたし。これは、中澤さんも、TBSラジオの人間も、そしてリスナーの皆さんも同じだと思います。

中澤有美子:ええ。

安住紳一郎:自分が感染したこと、あるいは客船に乗っていることを隠したかったかもしれないけれども、私たちに教えてくださり、ありがとうございました。

中澤有美子:うん。

安住紳一郎:この点については、本当にお礼を申し上げます。退院のね、嬉しい知らせの日にベラベラ御託を並べても、無粋だと思いますけれども。やっぱりたくさんの人と知り合いになる、というか、コミュニケーションをとっておくっていうのは、やはり社会生活を送る上ではとても大事だなということを、改めて気づきましたね。

中澤有美子:ええ。

安住紳一郎:ご近所トラブル、取引先のトラブル、学校のトラブル。全て本質は一緒じゃないかな、と思いますね。やっぱり他者へのコミュニケーションがあって、知り合いだとトラブルを避けられることが多いでしょうね。

中澤有美子:ええ。

安住紳一郎:「赤ちゃんの泣き声がうるさい」って、近隣トラブルありますけれども、その赤ちゃんのことを知っていると、多分そんなに激烈な怒りは噴出しないですよね。

中澤有美子:そう。

安住紳一郎:しかもね、「赤ちゃん生まれました、この子なんです」なんて言って、一回ね、抱っことかしてたりとかね。

中澤有美子:はい。

安住紳一郎:ちょっとね、「あっ、オチンチン」なんて触っておくと…

中澤有美子:え?(笑)

安住紳一郎:夜泣きしても、「ああ、あの子、泣いてんだ」みたいな(笑)

中澤有美子:ふふ(笑)

安住紳一郎:「ちょっと大きくなったのかな?」みたいなことなんですよね。

中澤有美子:そうですね、いや、本当にそうだと思います。

安住紳一郎:「あっ、あの子が笛を吹いているんだ」と思うとね。

中澤有美子:うん、「今日も元気だ」って。

安住紳一郎:「今日も元気だ」って思うんですよね。なるべくたくさんの人とね、繋がることが上手に生きる。特に今の時代ですけどもね。

中澤有美子:そうか。

安住紳一郎:それがね、秘策なんじゃないかなと思います。

中澤有美子:そうですね。

タイトルとURLをコピーしました