2020年1月25日放送のテレビ東京系列の番組『ゴッドタン』(毎週土 25:45-26:10)にて、お笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大が、相方・槙尾ユウスケとマネージャーの不仲をきっかけにコンビ間で大きな亀裂が入っていたことを告白していた。
小島よしおのメール:ある時、かもめんたるの担当マネージャーから、「二人の間を取り持って欲しい」と言われ、二人の間に入る形で、色々と手を尽くしましたが、力及ばず。たどりついたのが「かもめんたる会議」でした。
しかし、いざ会議を行おうとすると、う大さんが現場に全員揃っているにも関わらず、「グループLINEの電話で会議をやろう」と言い出したのです。
二人はそれほどまでに顔を合わせたくないのかと、とても心配になりました。
劇団ひとり:仲が悪かったってこと?
岩崎う大:ある時期に、槙尾とケンカになりまして。…ちょっと言うよ。
槙尾ユウスケ:はい。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)
岩崎う大:槙尾とマネージャーがケンカになったんですよ、担当マネージャーが。で、その人は、劇団かもめんたるも応援してくれてるし、かもめんたるも応援してくれる。でも、その人は槙尾とケンカした時に、「アイツのマネージメントはもうやりたくない」って言って。
小木博明:うん。
岩崎う大:「マネージャーがこういうことを言ってるぞ。やめるって言ってるぞ」って言ったら、槙尾が「ラッキー」って言ったんですよ。
劇団ひとり:うん。
岩崎う大:それがもう許せなくて。
劇団ひとり:うん。
岩崎う大:なんでラッキーなんだよって思うじゃないですか。で、劇団かもめんたるの活動にも全然力を入れてくれなかったんですよ。でも、僕は意地悪したくないから、ちゃんと面白い役を与え続けてたんです。
劇団ひとり:うん。
岩崎う大:でも、つい二個前の時に、「劇団かもめんたる、これからよくするために物販とかをやっていこう」っていう、1時間半の会議があった時があるんですね。その時に槙尾が、一言も発しないんですよ。1時間半、劇団の会議で一言も発しないっていうのは、かなり難しいことですよ。
小木博明:ふふ(笑)難しいよ(笑)
劇団ひとり:喋っちゃうよね、普通(笑)
岩崎う大:相当、ストレスだと思うんですよ、彼自身も。
槙尾ユウスケ:もちろん、今言った話で、僕側の意見もあるんですけど。
劇団ひとり:言った方がいいよ。
槙尾ユウスケ:僕がマネージャーに「お前の担当じゃない」って言われたっていうか、ケンカしたまでには、僕は僕で、マネージャーさんに溜まってたところはあって。
劇団ひとり:うん。
槙尾ユウスケ:「かもめんたる、う大の仕事ばっかなんだよ。お前ピンの仕事は一切ないぞ。オファーゼロ、オファーゼロ、オファーゼロ。今までも一本もなかったし、今もないし、これからも一本もない!」みたいなことを言われて。
劇団ひとり:おお、凄い言い方。
槙尾ユウスケ:「これからも一本もない」って、意味が分かんないっていうか(笑)
劇団ひとり:うん(笑)
槙尾ユウスケ:一番はキングオブコント2016決勝出た時に、一日前まで、直前まで舞台が決まって。それは僕、何も知らないまま決まったんですね。「それは一言、相談が欲しかったです」って。「キングオブコントの前日までネタとか調整すると思うんで」って言ったら、「なんでお前に言う必要があるんだよ」って言われて。
劇団ひとり:うん。
槙尾ユウスケ:「う大には相談するけど、お前には相談しない」って言われて。それで本当に、「なんで僕は言わないんですか?」ってケンカしたら、「じゃあ、お前とはもう…」って言われちゃって。
劇団ひとり:うん。
槙尾ユウスケ:劇団に対する取り組み方も、僕はいきなり劇団っていう形式になった時、正直戸惑いもあったんですよ。ただの企画公演みたいなもんだと考えたら、いきなり劇団員になりましたって。
劇団ひとり:うん。
槙尾ユウスケ:で、他の劇団員は作・演出の岩崎う大が大好きで入ってるんで、「う大さん、う大さん、凄い、凄い」ってなるじゃないですか。僕はいきなりコンビから一劇団員になって、正直、居づらいっていうか。
劇団ひとり:なるほど。
槙尾ユウスケ:なるべく全部受け入れようって気持ちにはなりましたね。
板倉俊之:双方の意見を聞くと、裁判所の重要性が分かりますね。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)
小木博明:凄いな、これはな。
劇団ひとり:難しいな、この問題は。
岩崎う大:小島の、さっきくれたような会議を続けて、「まずは楽しそうに参加してくれ、嘘でもいいから」って。そしたら楽しそうに参加してくれるようになって。この間は、凄いいい舞台になったんですよ。
劇団ひとり:うん。
岩崎う大:だから、今は僕、槙尾にポジティブな意見で。槙尾がかもめんたるをやりたいって気持ちは分かるし、そのためには劇団かもめんたるを頑張ってもらうのが、一番の近道なんだなって、俺は今回、体感した。うん。