オードリー若林、ぺこぱの「多様性とツッコミ」という相性の悪い二つを両立させたM-1での革新的漫才に驚く「そんなことができるのか?」

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2019年12月28日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、ぺこぱの「多様性とツッコミ」という相性の悪い二つを両立させた、M-1グランプリ2019での革新的漫才に驚いたと語っていた。

春日俊彰:若林さんはいかがだったんですか?M-1は。

若林正恭:俺はでもね、初めてなんだけど、M-1を見てて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:決勝の決勝の、ぺこぱの真ん中辺りから、もう爆笑して。

春日俊彰:うん。

若林正恭:もう泣いてたんだよね。

春日俊彰:どういうこと?笑いすぎて泣いたってこと?感動の涙?

若林正恭:それが初めてかもしれない(笑)感動の涙。

春日俊彰:どういう感動の種類の?

若林正恭:これさ、また春日相手に真面目に話すと損をするんだけどさ。

春日俊彰:なんだよ、得とか損とかないだろ(笑)

若林正恭:ふふ(笑)なんか言うならば、多様性とツッコミって、相性が悪いと思うのよ。常識が強い時代の方が、ツッコミって強いけど。

春日俊彰:うん。

若林正恭:多様性とツッコミの食い合わせって悪いから、「そんなことができるのか?」って思いがまずビックリしたのがあって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:要するに、ツッコミって指摘とか否定だったり、「非常識ですよ」ってことなんだと思うんだけど。そういうことって、多様性を飲み込む、受け入れるということに対して、めちゃ相性悪いと思うのね。

春日俊彰:うん。

若林正恭:じゃあ、どうしたのかって言ったら、一回、ツッコみかけるじゃん。ツッコみかけた後、飲み込むっていう、そこの一個のツッコミの中で、振りと…緊張と緩和を使い分けると、「こんな伝わるんだ」って。あとはキャラも込みでね。全肯定するようなさ。

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