2025年11月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、東京ドームでのMUSIC EXPO LIVE 2025で「ポップアップでの登場」を拒否した理由について語っていた。
山里亮太:最初は映像があって。そこからパッと音楽が止まったら、「山里さんの登場です」「え?」と。「山里さん、ポップアップです」と。
ポップアップ、あのマイケルジャクソンがやったことでおなじみの。ビョーンと出てきて。「山里さん、それで行こうと思ってます」と。いやいや、俺見たいなんて人が、5万人の内、1人もいないんだよ。
ど頭、MCポップアップ。誰が…いや、俺はね、本当に袖ぐらいから「どうも、どうも皆さん!ごきげんうるわしゅう」って出てくるぐらいの小物ちゃんなんだから。それがしかも、大体ね、客入れね。もうライブでそうじゃない、客入れ。お客さん入れてる時の音楽がスーッて静かになった瞬間に、5万人のお客さんは「今から始まるぞ」って、ウワーッて上がってくるわけ。
フェスだから、言ってもね。MUSIC EXPO LIVE 2025、だからどんな形でみんなが出てくるのかなと思ってるわけよ。自分の愛する推しが、今からこのステージにどういう形で出てくるのかってワクワクして、もう音楽が小さくなった瞬間に、「来るぞ!」ってなってるところに、スパーンって俺が飛び上がってごらん。怖くて、そんなの。
これはちょっと本当に情けない話なんですけど、スタッフさんに「すみません」と。「この状況で、山里のポップアップは怖いです」と。「誰も待ってませんので。山里のポップアップは。なので、ビョーンって上がるのだけはちょっと…大層なことになっちゃうんで。スッと上げちゃってください」って。
「シューって出てきて、『どうも』ってやらしてください」ってお願いして。「いや、ご遠慮なさらずに。飛びましょうよ」「いや、でもビョーンは無理です」と。「誰も待ってないので、シューって上げてください」って言ったら、「そうなんですか?いやもうポップアップもカッコイイですけどね」「いやぁ、でもちょっと…」って。
もう考えたよ、ポップアップ、ドーンってして。1分1秒でも早く自分たちの愛するアーティストが見たいっていう人の前で、1分半止まろうかなとかね。俺がビョーンと出てきて、ピタッて動かない。で、もう気絶するっていう、あまりの静けさに(笑)


