2025年9月20日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、三谷幸喜と生放送『サタデー・ナイト・ライブ JPN』で口論になり「終わってから、ちょっと三谷が不服そうだった」と明かしていた。
リスナーメール:今田耕司さんが、ラジオ番組で若手時代に東京進出した当時を振り返っていました。
今田さんと東野幸治さんは、まだ生意気な時で『THE夜もヒッパレ』に出たら、関西にはカンペという文化がなかったこともあり、東京の『ヒッパレ』のフロアディレクターが出すカンペを無視して喋っていたそうです。
東京は台本通りにやって笑いが生まれるように作ってあり、さんまさんと三谷幸喜さんが共演した時には、三谷さんが「台本通りにやればウケるんです」と言うと、さんまさんは「それちゃうねん、テレビのバラエティは」と口喧嘩みたいに言い合いになっていたのを今田さんはワクワクしながら見ていたそうです。
明石家さんま:ふふ(笑)
リスナーメール:さんまさんも若手時代にビールスセブンで先輩の喧嘩に巻き込まれ、大変な思いをしたそうですが、心の中でワクワクしたりしていたのでしょうか?
明石家さんま:ああ、そうやね。ワクワクというか、面白かったね。
櫻井梨央:ああ。
明石家さんま:だから、よく昔は芸人同士、よくベテランさんなんかも喧嘩してたし。ヒドイこともおっしってたし。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:今では考えられないようなことやけども、喧嘩してたしね。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:紙の刃で作ったコントの刀があるんですけども。それでのりおさんがB&Bの洋七さんに「これでいてまうぞ」とか言って。
櫻井梨央:はい(笑)
明石家さんま:ほんならビビりながら「お前、それコントの刀やぞ」言うて、わけのわからん会話してて。そこで「すみません、兄さん。僕が悪いんです」って。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:「お前関係ないないか」言うて、喧嘩を仲裁してて。
櫻井梨央:へぇ。
明石家さんま:で、三谷幸喜も「いや、このままやってください」「いや、あかんって。この30分では、このまま行ったったら」「あ、いやウケますから」「いや、ウケへん」って言うて、言い合いになって、それ今田が見とったと思うんですけど。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:「だから、お前は台本通り行くようにして、俺が壊す感じで行くんで、それで流れてくれ」って言って。ほんで終わってからちょっと三谷が不服そうだったんですよ。「なんで台本通り綺麗にいってくれないんだろう」って。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:で、次の日、大竹さんと三谷幸喜さんが会って「昨日、面白かったぁ」って、大竹さんが言ってくれたんです。ほんなら、三谷君が俺と会った時に、「面白いって言われました」って(笑)
村上ショージ:ふふ(笑)
明石家さんま:これも、事実の話ですね。『サタデーナイトショー』でしたっけね。それはやってましたね。だからね、作り方がやっぱり東京のテレビと大阪のテレビは全然違ったんで。戸惑いましたけども、我々が出会ったスタッフは、結構タレントに寄せていただいたんで。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:やりやすかった。ひょうきんディレクターとか、フジテレビの時代を作っていく男の人たちが、ものすごい笑いをリスペクトしてくれてたっていうのがあったから、別に今田みたいな、こんなことはなかったです。

