2019年8月24日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、笑福亭松之助師匠から「今までの友達とあまり会うな」と言われた理由を語っていた。
リスナーメール:「あなたにとって、アイドルとは?」と訊かれた佐藤優樹が言うとったーなう。
「子供です。私たちは、普通の人が経験していることをしたことがなかったり、当たり前に知っていることを、知らないままだったりすることが多いと思うんです。だから、子供かなって」
明石家さんま:まぁまぁ、本当にそうやね。偏るからね、若い時から芸能界にいると、偏った考えになって、一般的なことをついつい、やらなくなってしまってな、できなくなってしまうの、これは仕方ないよね。どうや?お前も偏ってるやろ、考え方とか。
佐藤優樹:一般からしたら、やべぇ奴でしょうね、私、多分。
明石家さんま:ううん、芸能界からしてもやべぇ奴やで。
佐藤優樹:ふふ(笑)でも、大学に入ったのも、普通の子と話してみたかったんですよ。
明石家さんま:おお、ええことや。
佐藤優樹:だから、私がモーニングっていうこと言わなかったんですよ。気づかなかったし。
明石家さんま:うん。
佐藤優樹:芸能界で必要なのは、「どれだけ自分を出せるかゲーム」みたいな。
明石家さんま:まぁ、ゲームじゃないけどね。
佐藤優樹:そうですね、ゲームじゃないですけど。一般人っていうか…
明石家さんま:チンパンジー?
佐藤優樹:チンパンジーは…
明石家さんま:乗ってるで、おい(笑)
佐藤優樹:一般人は、人にどれぐらい気をつかってっていうか、どれだけ相手のことを考えてっていう。
明石家さんま:芸能人もそうやで。
佐藤優樹:でも、自分を出し過ぎないというか、ほどよく知っていくっていう。
明石家さんま:ただ、俺たちの時代は、「一般の人と話し合うようになったらお笑いの世界はダメになるんで、今までの友達とかと、あんまり会うなよ」って師匠から言われた。
佐藤優樹:ああ、そう。
明石家さんま:ズレるから、会話がどうあれこうあれ。収入に関してもそうやし。それはあるから、普通の感覚に戻すのは、物凄いエエことやな。
村上ショージ:ズレてはりましたもんね。川崎さんと全然会話がズレてましたもん。
明石家さんま:ふふ(笑)あの二人は、一般人の時に知り合ってるからね(笑)
村上ショージ:ふふ(笑)
明石家さんま:これはしゃあないわ。10代で、芸能界に女子が入ってきたらズレる。
佐藤優樹:やっぱり、高校とか中学とかちゃんと行きたかったですね。人と触れ合うっていう。
明石家さんま:そうやな。そこで、普通の感覚養ってた方がよかったな。でも、逆にお前、そのキャラやから、芸能界で今でもやってられるっていうのもあるよね。
佐藤優樹:いやぁ、でも私、卒業したら芸能界から降りたいです。
明石家さんま:あ、もうやめんのか。ありがとう。
佐藤優樹:ありがとうございました。
明石家さんま:ふふ(笑)どうも長らくありがとうございました!(笑)