2025年9月17日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也が、アンタッチャブルの結成は養成所時代に「仲人」によって引き合わされたことがきっかけだったと告白していた。
若林正恭:組み立ての頃から、ネタそういう作り方なんですよね?
山崎弘也:いや、最初はまだあれかな。
若林正恭:さすがに?
山崎弘也:さすがに。そもそも、ほら友達とかから始まってないから。
若林正恭:ああ。
山崎弘也:オードリーみたいに。
若林正恭:ああ、そうですよね。
山崎弘也:やっぱその他人っていうか。その、他人のやり取りだよね。
若林正恭:ふふ(笑)
春日俊彰:寂しいなぁ(笑)
若林正恭:どっかで、お互いに面白いと思うから。JCAですよね?養成所。そこで誘うわけですよね?どっちかが。
柴田英嗣:いや、ウチは誘い合ってないの。組まされちゃって。
山崎弘也:うん、仲人みたいな人がいてね。
若林正恭:仲人みたいな人がいるんですか?
山崎弘也:そう、そう。まず同期の関西の人。
若林正恭:はい、はい。
山崎弘也:私たちってもう基本的に関西弁だと、上だと思っちゃう世代だから。
若林正恭:ああ、なるほど。
山崎弘也:「なんや」みたいなのだと、「本物だ…」みたいな。「本当に喋ってるわ」みたいな。「ええやん、なんでやねん」とか言って、「なんでやねん、だよ…」って。「マジかよ」みたいな。何かやっぱ関西は上、みたいな。
若林正恭:ああ、その世代なんですね。
山崎弘也:で、その同期に関西弁を上手いこと利用してる人がいたのよ。
若林正恭:ああ、いたんですか。
山崎弘也:地位が上がってくわけ。「なんでやねん」「どないやねん」「もうええわ」で、どんどん上がってくわけ。
春日俊彰:そのパターンで(笑)
山崎弘也:もう見えないぐらいまで地位が上がってくわけ。
春日俊彰:その3つで?(笑)
若林正恭:なんかあったような気がします、そんな感じ。
山崎弘也:そうでしょ。なんか関西弁の人って、なんかちょっと一目置いちゃう。
柴田英嗣:しかも大阪からコンビ組んできてるから。もう漫才の経験もある、みたいな。
山崎弘也:で、年上だからその人を中心にグループができるわけよ。
若林正恭:なるほど。
山崎弘也:で、授業で台本を配るわけ。ブッチャーブラザーズさんっているでしょ。
若林正恭:はい。
山崎弘也:ブッチャーさんから台本をもらうんだよね。めちゃめちゃ面白い台本があるわけ。
柴田英嗣:面白くない!「面白くない」って言わせんな。
若林正恭:はっはっはっ(笑)
柴田英嗣:こういうのがあんのよ、コイツ(笑)
春日俊彰:トラップですね(笑)
若林正恭:言わなければいいですよね、「台本」でいいですよね(笑)
山崎弘也:言わなきゃいいじゃんね、だから(笑)
柴田英嗣:面白くないじゃん!だって。訂正はしたいのよ。ただのマニュアルだから。
山崎弘也:で、みんなでコンビ組んでやれ、みたいな。僕らもうどっちもなんか言い出せない。どうしようみたいな時に、その鶴の一声で、「自分らやったらええやん」って。
若林正恭:おお。
山崎弘也:「自分らやったらええやん」…おお、すごいお言葉いただいちゃったよ、みたいな(笑)
若林正恭:お笑いの始まりだ、みたいな(笑)

