2025年8月30日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、お笑いコンビ・令和ロマンの松井ケムリが、大学時代の元相方が「プロの芸人になる気はない」ということを隠していた理由について語っていた。
川島明:くるまとは、これどこで出会ってるんでしたっけ?
松井ケムリ:くるまとは、プロの芸人になる前に、大学のお笑いサークルでもう出会ってまして。
川島明:あ、そっか。
松井ケムリ:はい、慶應のお笑いサークルで出会ってまして、くるまは僕より学年が1個下なんですよ。年齢も1個下で、学年も1個下なんですけど。
川島明:はい。
松井ケムリ:だから、僕がもうすでにサークルにいる状態で、くるまが新入部員として入ってきたって感じですね。
川島明:うん。
松井ケムリ:だから当時、くるまはお笑いサークルの部室で、僕が初めて会った時はなんかずっと1 年生なのに、喋ってる奴がいるなと思って(笑)
川島明:「面白い」じゃなくて?
松井ケムリ:いや、「喋ってんな」と思って。こいつ、ずっとなんか喋ってるぞ、と思って。
川島明:音が出てる(笑)
松井ケムリ:音が出てる、本当に(笑)
川島明:フカしてたんやな、ずっと。
松井ケムリ:喋ってる内容も、なんかわけわかんなくて。いかにコンビニで綺麗な新品のジャンプを手に入れるかって話をずっとしてて(笑)
川島明:熱弁。
松井ケムリ:なんか熱弁してて。
川島明:それ、周りの人は笑ってんの?
松井ケムリ:なんか、半笑いでずっと聞いてる、みたいな感じで。
川島明:はっはっはっ(笑)いや、困ってるやん(笑)
松井ケムリ:ちょっと困ってはいるんですけど(笑)「なんだ、こいつは」ってなったのが、最初の出会いで。でも、コンビを組んだのは3年生ぐらいの時ですね。僕が3年生の時かな。
川島明:これ、そう。だからこの番組にも先にくるまがね、実は来てくれてて。
松井ケムリ:あ、らしいですね。
川島明:色々、語ってくれたんですけど。元々、違うコンビで。
松井ケムリ:はい、そうなんですよ。
川島明:ケムリはケムリで違うコンビでやってて。で、くるまから見たら、「これがプロになるコンビだな」と。
松井ケムリ:おお。
川島明:そういった印象を持ってた、と。ほんで、みんなでケムリの家とかで飲んでる時に、相方に「プロになれない」と言われてしまった、と。ケムリが一方的に振られたということですか?
松井ケムリ:そうなんですよ。なんか「プロになれない」と言われたってのもそうなんですけど、そもそも「言っといてくれよ」っていうことでもあるというか(笑)
川島明:ああ。
松井ケムリ:解散とかでもないというか。
川島明:相方は、プロになるつもりはなかったんですか?今考えたら。
松井ケムリ:そうなんですよね。これがまぁ、ちょっと問題ではあるんですけど(笑)
川島明:まぁ、そうよね。じゃあなんでやってんの?
松井ケムリ:でも、別に大学生のお笑いだから、別にそんな人もいっぱいいるわけですよ。でも、そういう人たちは別にそのつもりで、みんなやってるんですけど、僕の元相方の場合は、ずっとそれを隠してたんですよ(笑)
川島明:それを?
松井ケムリ:言ったら、僕と大学生の間、漫才できなくなるから(笑)
川島明:ああ。
松井ケムリ:ちょっとそれを隠してる節があって。これが多分、就活ぐらいの時期にどうしても言わざるを得なくなって、急に言ってきたんですよ。だから、僕からしたら、寝耳に水というか。
川島明:始めたら決めてたんやね、多分。「この大学だけでやりたい」っていう。
松井ケムリ:もう、全然決まってたみたいで。
川島明:でも、ケムリはプロに?
松井ケムリ:はい、全然プロ行く気だったし、その話もしてたんで。かなりあれは「終わった」と思いましたね。

