2025年8月6日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、M-1グランプリ2008決勝のことは未だに「ふと思い出してしまう」と告白していた。
若林正恭:髙木さんはどうですか?
髙木菜那:私は、北京オリンピックの選考会の1500mが一番。
春日俊彰:ああ、選考会。
若林正恭:そこなんだ、やっぱり。
春日俊彰:金メダルじゃなくて?
髙木菜那:金メダルじゃなくて。
若林正恭:へぇ。
髙木菜那:もう引退をほぼ決めていた中で、日本でやる試合も最後だったので。で、あと1個しか枠がなかったんです。その取り合いを何人かでしてて。
若林正恭:うん。
髙木菜那:で、自己ベストでそこに入れたんですよね。
若林正恭:ああ、自己ベストで。
春日俊彰:そこで出すのが凄い。
髙木菜那:今までの私と全然違ったからこそ、妹が最後にハグしにきてくれたんです。
若林正恭:おお。
髙木菜那:「今までやったことないけど、そのレースだけはお姉ちゃんを応援した」って言ってて。
若林正恭:へぇ。
髙木菜那:やっぱ二人ともライバルだったから、レース終わったら声をかけるんですけど、自分のレースの前は声をかけないんです、基本的に集中してるから。
若林正恭:うん。
髙木菜那:で、私は妹の前のレースだったんですけど、「初めて声をかけた」って言ってて。
若林正恭:へぇ。
髙木菜那:それぐらい私にとって大事だったし、妹からも「こいつ、強くなったな」って思ったんだろうなっていう(笑)
若林正恭:ああ。
髙木菜那:だからこそ、凄い大事なレースだったなっていう。
若林正恭:凄い瞬間ですね。映画で見たいですね。
春日俊彰:なるね。
若林正恭:凄い人生ですね…そういう試合って、たまに湯船とか浸かってる時、思い出したりするんですか?俺は恥ずかしいですけど、運転している時、ふと2008年のM-1を思い出しちゃうんですよ(笑)
春日俊彰:恥ずかしいな(笑)
若林正恭:お前もあるだろ、正直(笑)ない?
春日俊彰:まぁ、あるね(笑)
若林正恭:ロケとか。
春日俊彰:うん、「松本さんに褒められたなぁ」みたいな。
若林正恭:ああ。ふと?
春日俊彰:ふと。フリなんかない、急にだよ。急に思い出す。

