2025年5月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、息子がヒカキンにどハマリしていて「こんなの面白くないだろ」と言って良いものかどうか迷っていると告白していた。
矢作兼：ウチの子供がさ、色々YouTubeしか見ないのよ、やっぱり子供って。
小木博明：YouTubeね。
矢作兼：で、なんせヒカキンが好きなの。
小木博明：おお、ヒカキン。
矢作兼：子供ってなんであんなヒカキンが好きなのっていうぐらい好きなの。
小木博明：はい。
矢作兼：で、ヒカキンを見てんだよ。ヒカキンって、サプライズで会いに行くみたいな…ヒカキン、ちゃんと見たことないだろ？
小木博明：当たり前だろ(笑)
矢作兼：だろ？(笑)
小木博明：うん(笑)
矢作兼：だから、これも本当なんだろう…伝わり方次第では、凄いヒカキンの悪口言っちゃうからイヤなんだけど。
小木博明：うん。
矢作兼：本当に面白くないんだよ、ヒカキンって、大人が見てるとね。
小木博明：そう。
矢作兼：でも、そういうことじゃないからね。俺らがドリフだって、俺ら子供の頃、親は「全然面白くない」って言ってたんだから。
小木博明：そう、そう。
矢作兼：子供が面白いもんだから、いいのよ。親が面白くないと思うってことはあるのよ、別に。でも、子供には大人気っていうね。
小木博明：うん。
矢作兼：なんだけど、親からしてみたら本当に何にも面白くないから。見ないでしょ？
小木博明：見ない。
矢作兼：でも、あまりにも…ウチ、リビングでテレビでYouTube見てるから。
小木博明：うん。
矢作兼： そうするとさ、ヒカキンがサプライズで、ヒカキン好きな子供たち、それこそウチの子ぐらいの5歳とか、6歳歳とかそれぐらいの会いに行くやつがあって。
小木博明：あらら、いいじゃない。
矢作兼：凄いんだよ、喜んで。
小木博明：へぇ。
矢作兼：でも、たしかにそれをさ、「あ、凄いこんな喜ぶんだな」なんていう感じで、別にそれはそんなイヤな感じもせず、いいんだけど。だって、好きな子は…俺がどう思おうが、その子が好きなんだからいいじゃない。
小木博明：はい。
矢作兼：なんだけどさ、それ来てくれると思っててさ。「パパ知らないのか？」って言ってくるわけよ。
小木博明：おお。
矢作兼：ヒカキンに会いたいって。だけど、俺は大人だから。ヒカキンを面白いと思ってないけどさ。「こんなの面白くないだろ」ってやっぱ言えないじゃん。
小木博明：言えないよ、そんなこと。
矢作兼：でも、ウチの親は言ってたんだよ、「ドリフなんか面白くない」って。「こんなくだらないの、何が面白いんだ」って。
小木博明：たしかに、「チャンネル回せ」って言ってたよ。
矢作兼：言ってたけど…それがね、俺はヒカキンのこと面白くないって言っちゃいけないと思ってんの、子供に。
小木博明：それはね。
矢作兼：子供が好きなものだから。
小木博明：今の時代背景なのかな、それも。
矢作兼：でも、親はドリフのことを「面白くない」って言ってたの。でも、俺、芸人になってんの。
小木博明：なった。
矢作兼：だから、あんま影響受けてないの、親の言うことなんて。
小木博明：まぁ、たしかに子供の時って、親のそういうところはあんまり信じてないよね。
矢作兼：そうなの。だから俺は、はっきりと「面白くないんだよ」って言っていいのか。
小木博明：ふふ(笑)
矢作兼：「こんなん、何が面白いんだよ」って言ってもいいのか。でも、子供が好きなんだから別にね、そんなこと言うべきじゃないのか。
小木博明：うーん…
矢作兼：でも、俺の親は俺に言ってた、「ドリフは面白くない」って。
小木博明：そうね。
矢作兼： でも、俺はそんなことを何とも思わなかった。子供はそんな弱くない。親の意見に影響されるほど弱くはないんだよ。
小木博明：分かる、分かる。
矢作兼：だから俺は、もう明日から「面白くない」って言おうと思ってるの(笑)
小木博明：ふふ(笑)言うかぁ？(笑)
矢作兼：だから迷ってんだよ。迷ってんの。
