2025年5月6日放送の中京テレビの番組『太田上田』にて、お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也が、M-1グランプリ2004で笑い飯は「優勝候補」というプレッシャーに押し潰されたのではと指摘していた。
山崎弘也:多分ですけど、笑い飯と僕らっていう、2003年を経て。
太田光:ああ、そうか。
山崎弘也:まぁ、どちらかが優勝だろう、みたいなのを言ってくれてたんですよ。
太田光:2回目だっけ?
山崎弘也:笑い飯は、何度も出てて。で、優勝できない、みたいな。
太田光:うん、うん。
山崎弘也:センセーショナル、毎回面白いけど、なかなか(優勝に)届かないみたいな。
太田光:うん。
山崎弘也:まぁ、最終的に9回ぐらい届かないんですけど。
太田光:うん。
山崎弘也:最初の頃は、まだ「もう笑い飯だろ」みたいな。
太田光:うん。
山崎弘也:でもやっぱり、ああいう時のプレッシャーのかかり方って、多分、人力舎と吉本じゃ差があるんだと思うんですよ。
上田晋也:ああ、そう?
山崎弘也:僕ら正直、まぁ「優勝できなくてもね」ぐらいの気でいましたから。
太田光:へぇ。
山崎弘也:それはキャラ的にね。
上田晋也:まぁまぁ。
山崎弘也:「どうも~!」みたいな。「国民の後輩です!」って出てきて、「優勝だ!」って感じじゃないですか(笑)
上田晋也:まぁまぁ。
山崎弘也:「優勝しなくてもな」みたいな。
太田光:南海キャンディーズも良い線行ったよな。
山崎弘也:2位が南海キャンディーズですよね。
上田晋也:ああ、そうだったっけ?
山崎弘也:だから…今考えれば、押し潰された感もあるんじゃないですかね、笑い飯は。
太田光:プレッシャーに?
山崎弘也:気が楽ですよ、やっぱ。温度差っていうか。
太田光:やっぱ、吉本の大会だしね。
山崎弘也:いやいや、本当に死にそうな顔をしてるじゃないですか、吉本の人っていうのは。
太田光:はっはっはっ(笑)
山崎弘也:漫才への思い、みたいなのが。
太田光:まぁな。
山崎弘也:僕ら、まぁまぁ…もちろんね、海砂利水魚とか爆笑さんって礎がある中で。
太田光:うん。
山崎弘也:まぁ、でもテレビに出るためだったりするじゃないですか。
太田光:うん、うん。たしかにね。大会で優勝とかじゃないからね。
山崎弘也:でも、やっぱりその手の人たちは。今の若手の子は、全員そうなってるかもしれないですけど。漫才をとる、みたいな。でも、僕らは「きっかけでテレビ出たい」だから(笑)
太田光:M-1がそういう大会になったのは、アンタッチャブルからだと俺は見てんだけど。M-1とったら凄いっていうふうに、はっきりと国民が認識したというかさ。
山崎弘也:関東だと、まだ視聴率一桁だったから。
太田光:アンタッチャブル以降だよね。
山崎弘也:ブラマヨとかから、もう鰻のぼりですよね。チュートリアルとか。
太田光:うん。あの時、凄かったもんね。

