2025年4月5日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、『行列のできる相談所』最終回での大失態を逆にフットボールアワー・後藤輝基や総合演出から「さすがですね」と褒められてしまった理由について語っていた。
東野幸治:「途中で終わってもうたわ」って言うたら、後藤とかが「さすがですね」みたいなことを言うねん。
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:だから、「次も特番もあるし、そのための材料でしょ」って。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「なんか綺麗に収まるのも…ってことなんでしょ?」みたいな。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「そんなわけないですもんね?数字出してたから」とか。で、こっちは言われへんやん、「ゾーン状態になってた」とかさ、訳の分からん(笑)
渡辺鐘:あ、そっか。フロアディレクターの方の秒出しのミスじゃないんですね。
東野幸治:全然、ミスじゃない。あの子はできる子やから、ちゃんとやってたよ。
渡辺鐘:ああ。
東野幸治:だから言うてるやん。ゾーン状態で、心で喋ったら(笑)
渡辺鐘:ゾーンだけですか?理由は。
東野幸治:ゾーンだけやねん、ホンマに(笑)思いを喋ろうと思ったら、生放送慣れすぎてて、カウントとかまったく気にしてなかって。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:すっかり忘れて喋ってたのよ。
渡辺鐘:ゾーンやから?
東野幸治:ゾーンやから(笑)で、打ち上げみたいなんちょっとね。言うたら、歴代の日テレのアナウンサーとか。言うたら、制作会社とかプロデューサーとか、150人とか200人ぐらい来てる中で、あーだこーだ喋るけど。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:喋りながらもこっちのメインは、とにかく言うたら『行列』という番組で司会やる時に、必ずいてたあの女性のフロアディレクターを探し求めて、「悪かった」と。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:俺が心配してたのは、サブからね、「お前、ちゃんとやれよ」と。
渡辺鐘:そうですよね。
東野幸治:「23年の『行列』のラスト、これで終わりってなんだよ」って叱られてるんちゃうかなって、本当にすまんかった、と。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:「俺のイージーミスや」みたいなことを謝ろうと思って、探せども探せどもおれへんねん。
渡辺鐘:ほう。
東野幸治:だから俺の想像ですけど、辞めたんちゃうかな(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)「ダメだ東野」って(笑)
東野幸治:「なんだよ、アイツ。ガチガチじゃん」って(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:「全然ダメじゃん、ビビってんじゃん」って。
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:それも会えずじまいで、なって。
渡辺鐘:はい(笑)
東野幸治:で、そんな別に面と向かって、打ち上げのときも俺のコメント途中で終わったっていうのも聞いてくるわけでもなくて。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:それで次の日、日本テレビの『行列』の総合演出の人から電話かかってきて。「なんやろ?」って思って。
渡辺鐘:ほう。
東野幸治:「もしもし?」って言うたら、「いや、昨日はありがとうございました」って。「昨日、あのエンディングしていただいて、ネットニュースにもたくさんなって、話題になってありがとうございます」って。「いや、さすがですね」って。
渡辺鐘:あら。
東野幸治:「さすがですね」って凄い言われて。「さっき、くりぃむの上田君とも話してたんですけど、『凄いな、東野さんって。長寿番組の最後を、ああいう締めのコメントで終わらすって、なかなかできないですね』とか言ってたんですよ」って。
渡辺鐘:ほう。
東野幸治:俺も一瞬、どうしようかなって思ったけど、「…そうっすね」って。
渡辺鐘:セコッ。
東野幸治:ふふ(笑)「なかなかギャンブルですけどねぇ」って(笑)
渡辺鐘:ああ(笑)
東野幸治:「次、行列の特番あると思うんで、その時、もしかしたら使えるのかなぁって思って。東野ミスったみたいな」って(笑)
渡辺鐘:後藤の意見、パクった。
東野幸治:いや、パクって…そういうの言うて。なんとなく「TVerの方でもブツって終わってるから、改めてその本番終わったあと、喋ってて、『はい、OKです。もう終わりました』って込みまで使いたいんですけど、いいですか?」って。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:それ、「いいよ」って言うたら、バレるから。俺も「え?」って(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:「え?ウソやん」って(笑)「それ、ダメです」って言おう思ったけど、それはさすがにアカンなって思って、「全然、全然。流してくださいね」みたいな感じで。

