2024年12月3日放送のCBCラジオの番組『むかいの喋り方』(毎週火曜 22:00-0:00)にて、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が、フジモンが映画館で号泣したという『ロボット・ドリームズ』を見て「そりゃフジモンさん、これ泣くよな」と思った理由について語っていた。
向井慧:FUJIWARAのフジモンさんが、今、おすすめの映画。凄いSNSとかでも、「これは今年1番泣いた」みたいなことをおっしゃってる映画があって。それが『ロボットドリームズ』って映画なんですけど。これ、フジモンさんがマジで、「こんなん耐えられんぐらい泣いてまう」みたいな。
映画見てる時も、もう声出して泣いちゃったみたいなことをおっしゃってたんで、見に行ってみようと思って行ったんですけど、すっごい良い映画で。スペインの長編アニメなんですけど、セリフなしで。もう全くセリフはない。音楽とかはもちろんついてるんですけど。
これ世界観が、街に…動物たちが住人として住んでいるっていう世界で。その主人公ドッグ、孤独なんですよ。友達もいない、配偶者ももちろんパートナーもいない。で、ただただ孤独に一人暮らしている中、深夜テレビをつけてたら通販でロボットが売ってるんですよね。
で、そのロボットを友達として買うんですよ。そしたらそっからすごい楽しい日々が始まるんですよ。ロボットとそのドッグの。凄い仲良くなって、「あ、こいつがいればもう孤独なんか感じないから最高」って。で、色んなところに出かけたり。
で、夏に一緒に海水浴行って。2人で楽しむんですけど、まぁロボットですから、錆びちゃうんですね、海水で。そこで動けなくなっちゃうんですよ。「あれ?動けなくなった、どうしよう」ってなったら、その海水浴場が閉まる時間になっちゃって。閉まって、そっから1年間次の夏までその海水浴は開かない。
で、別れることになるんです、1年間。その1年間を描いているアニメで。そっからドッグはそのロボットともう1回会えることを何度も夢見るけど、やっぱ叶わない。ロボットはロボットの目線で、ドッグにもう1回会えるっていうことを夢見るんだけど、それも叶わない。
そんな中、この1年間でそのドッグはその穴を埋めようとして、色んな人と出会うんだけど、結局その穴がまた開いてしまったり、それを繰り返しながら1年経ち、会いに行った時にこの関係はどうなるか、みたいな物語なんですけど。
もう俺は、それ見ながらドッグが本当にフジモンさんにしか見えなくなってきて。孤独になり。で、孤独を埋めるためにドライブして(笑)で、そっから5ヶ月休んで。その間にいろんな人と出会い。で、復活してからゆーちゃみと遊んでみたり。
今、サーヤとか国崎君と遊んだりしながら、この孤独を埋めている姿にめちゃめちゃ重なって。「いや、そりゃフジモンさんこれ泣くよな」という(笑)でも、めっちゃいい映画なんですよ。俺が見ても。