2024年11月9日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、『行列のできる相談所』の波乱万丈すぎる23年の歴史について語っていた。
東野幸治:『行列』でね、言うたら23年ほど前から始まって、これ別にたまたま『行列』ゲスト行って。それまでそのマネージャーに紳助さんの番組…紳助さんの漫談おもろいじゃないですか。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:その漫談ね、『バラ珍』とかあったじゃないですか。「一生懸命探しました。今日来てくれてます」みたいなのあったじゃないですか。で、あの番組もカットされてるけど、オープニングとか出川から聞いてんけど、めちゃめちゃオモロイと。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:使われへんけどめちゃめちゃオモロイとか。あと大阪の番組でも使われへんけど、めちゃめちゃオモロイっていうの、もちろん知ってるし聞いてるから。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:久しぶりにちょっとゲスト行って、紳助さんの話、ちょっと聞きに行きたいなと思って、マネージャーに言ったら「あ、分かりました」って、それで行ったのが『行列』やった。
渡辺鐘:へぇ。
東野幸治:始まってから3回目、俺、8回目ぐらいかな思ったら3回目の行列やったんすよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、それ行列行って。面白くて、もちろん当たり前におもろいし。で、ゲラゲラ笑いながら、なんかツッコんだりしながら。言ったらなんかこう「また、ちょいちょい来てくれませんか?」ぐらいが始まりなんですよ。
渡辺鐘:へぇ。
東野幸治:で、それでなんかもう気づいたら23年やってるんですよ。
渡辺鐘:途中、何回目ぐらいからレギュラーなんすか?
東野幸治:だから結局…これ、あんまりもう言いたくない。もうちょっと…その次の収録からもう、レギュラー。なんやったら「いや、レギュラーはちょっともう隔週でいいです。隔週でちょっと他のお笑い芸人が出た方がいいと思うんで」って言って、隔週で行かさせてもうてて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、紳助さんが謹慎の時とかピンチの時に、急にスタッフがやってきて。もう「今回だけ、ちょっとMCお願いします」って言って。「いや、全然いいですよ」「ありがとうございます」って。後に聞くけど、色んな人に断られ(笑)
渡辺鐘:うん。
東野幸治:「無理です」とか。「紳助さんの代わり、無理です」って時に、「東野さんに助けられました」「いやいや、いいですよ」みたいな。「今思えば、あの時の記憶ないんですねぇ」って言ってたわけですよ、総合演出。
渡辺鐘:おお。
東野幸治:で、その時に次、紳助さんが「引退や」ってなった時に、またこうね、我々でやったりとか。で、宮迫とかみんなでやっていこうとか、なんかこう新しいタイプのバラエティーで、司会が入れ替わるのは当たり前やけど、そんなんやっぱり言うたら紳助さんの後やから、なかなか辛いから。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:やっぱ、いろんな人が手を替え品を替え『行列』はやっていって、で、みんな俺とか渡部とか宮迫とかやって。で、後藤もおったりとかしてやって。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:やっていく内に、みんなギャラ安いから、なんか半年に1回の特番2hなんて、みんなその差額の貯金貯まるから、さんまさんに出てもらおうや、みたいなことも言ってたら、ほんまさんまさんが来たりっていう形になって、やっていくうちに。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:なんでしょうか、宮迫が去り。で、また全員で穴埋めて。ほんで次、渡部が去り。で、フワちゃんが去り。みんなでボロボロなりながら、こっち雨漏り、こっちも雨漏りやってね、言うたらタライ持ってうろうろしながら。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:俺と後藤とカレンちゃん。今ね、二上君っていうミュージカルスターも一緒になって、タライで水をなんとか溜めながらやってて、大晦日から外される。え?嘘やん、俺のタライ、だいぶ水溜まってますよ、みたいな(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:こぼしましょかって(笑)