2024年7月5日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、前澤友作も演奏を聞いてストラディバリウスの貸与を決めたという少女ヴァイオリニスト「HIMARI」の経歴に驚いたと語っていた。
東野幸治:NHKで、3日特番やったんです。アンミカさんと。『ステータス』みたいな特番で、ドキュメンタリーで。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:ディレクターが、特番の一発目はね、湯呑み、カップ。中国の清の時代の最後の方の皇帝がやったカップ。何個かしかない、それが凄い高額で売買されている。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:その本物を触りたい、みたいっていうので、ディレクターとともに探し求めるっていう回で。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、それで第二弾、この間あって、まだ情報解禁されてませんけど、ストラディバリウスってヴァイオリン。300年前に、親子なのかな。その人らが600個作って。で、今現在も数十億で売買されている、と。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:それのニックネームがあるんですよ。トップオブトップのヴァイオリンが、「メシア」っていうニックネームなんですよ。
渡辺鐘:救世主。
東野幸治:救世主のメシアって言われてて、クラシックピアノやってたディレクターが、どっかの博物館、イギリスで飾られてる。できれば見たい、なんやったらそこ出して、誰かに弾いて欲しいって思いで、大きな流れはそういう流れの特番なんですよ。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:そこで、俺とアンミカさん、別にそこまでヴァイオリン詳しくないからって、日本の東京でお店やってる、仲買人みたいな人がゲストで全部答えてくれるんです。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、そこでちょっとだけ出てくるんですけど、前澤さんも持ってるんです、ストラディバリウス。
渡辺鐘:へぇ。
東野幸治:で、名器というものは、誰かに弾いてもらったら価値が上がっていくとかあるんですよ。
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)おもろいっすね。
東野幸治:おもろいでしょ。だから、芸術のことやから、色んな人に。カネはないけど、才能のある人に弾いてもらいたいってくだりがあって。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「すげぇな、前澤さん」みたいなんがあるんですけど。その前澤さんが、「これからの人に貸してあげたい」ってことで、13歳の少女に貸すんですよ。
渡辺鐘:おお。
東野幸治:それが、HIMARIちゃんって子で。なんで貸したかって言うたら、そのヴァイオリンを聞いて、前澤さんが涙流したって。で、俺も「え?」って。
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:「そんな人?ホンマに?」と思って。
渡辺鐘:出た、東野真骨頂(笑)
東野幸治:いやいや、「ホンマに泣く?」みたいになって。ほんで、Vあけとか専門の人も「HIMARIさんの演奏を聞いた…泣きました」って。で、ディレクターも「泣きました」って。
渡辺鐘:ほう。
東野幸治:そんな人、いてんのって。で、家帰ってYouTubeで検索したら、4歳からヴァイオリンを始めて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、8歳でロシアのくるみ割り人形みたいな楽曲のヴァイオリンコンクール小学生・中学生部門で優勝よ。
渡辺鐘:天才。
東野幸治:天才やん、そんなの(笑)だから、「アジア人には芸術が分かるDNAがないんだよ」って言った辛口審査員も12点満点で12点出してたから(笑)
渡辺鐘:腹立つなぁ(笑)
東野幸治:ふふ(笑)で、アメリカの音楽大学に史上最年少で入学。で、現在13歳で、HIMARIちゃんも言ってましたけど、「日本に帰ってきて、ファーストコンサートがあります。ぜひぜひ皆さん来てください」ってなって…鐘君、行こう(笑)
渡辺鐘:うわぁ、早いなぁ(笑)
東野幸治:はっはっはっ(笑)