岡村隆史、「闇営業」に慣れ切ると「麻痺してもうて、誰が主催なのか、裏にはどんな人がいんのかも分からんようになる」

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2019年6月27日放送ニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、「闇営業」に慣れ切ると「麻痺してもうて、誰が主催なのか、裏にはどんな人がいんのかも分からんようになる」と語っていた。

岡村隆史:だから、あまりにもね、「直の営業」行き過ぎたら…なんでもかんでも、なんか…僕らの中では、もう直ばっかり行く人は、ちょっともう言い方悪いですけども、ヨゴレというか。

まぁ、それがまたオモシロアイテムなってるというか。「直=面白い」「直ばっかり行く奴=ヨゴレ」っていう(笑)「お前、ヨゴレやなぁ」っていうのが、まぁ笑い。楽屋の中でですけども、そういうのが面白い単語として。

「今日、どこ行くねんな?」「今日、どこそこ行かなアカンねん」「お前、それ直やろ」とか言うて。「直ちゃうわ!」っていう、このやりとりがあったりするんですよ。

ほんでまぁ、そういうのを楽屋で色々コミュニケーションとる時に、っていうのがやっぱあるんですよ。

なんなら、本当になんて言うのかな、おかしな仕事っていうかね。よう分からへん、行かないですよ、行かないですけども、そういう話もあるんですよ。「2万円渡すから、パチンコ打っといてぇな」って。おかしいでしょ、それ(笑)これ、なんやと(笑)

「2万円で、パチンコ打っとってくれたらエエから」って、そんなん無理やん。そんなこと…もうピンとくるやん。「それ、アカン」って。それは、打つんやったら、自分で打ちますし、2万円いただかなくても、パチンコ打ちますってなるじゃないですか。

もう、それは別に直の営業ですよ。もっと言うと、僕が聞いた中では、偉いさんね、社長さんというか、お金持ちの方のお孫さんが、ある芸人さんが好きやと。で、「家でちょっとメシ食ってくれ」と。

ネタやるわけでもないねんけれども、家に招待して、孫と一緒にご飯食べるっていう。そういう、直の営業もあるわけです。これは直です。社長さんと、まぁご飯食べる。それでナンボかもらうのか、なんか分からヘんよ、それはもう分からへんねんけども、そういうこともある。

なんなら、「車拭いといて」って。「30分ほど、ちょっと行かなアカンから、その間に車拭いといて」って。で、車を普通のタオルみたいな、乾いたタオルで拭いて、3万円とか。車拭いて、「ありがとう」言うて、まぁなんかしらのお礼をもらう、とか。そういう、昔もあるんですけども、そういうことがあって。

ほんでその日にね、メシ代浮いたりとか、そういうこともあるわけじゃないですか。それがまぁ、みんなの中でちょっとまぁ、いろいろやっていくと分からんようになって、「こんなもらえんねや、あんなもらえんねや」って。

「こんだけもらえんの?」みたいになっていくと、もう麻痺してもうて、誰が主催なのか、裏にはどんな人がいんのかも分からんようになって、こういうところに行ってしまうわけですよ。

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