伊集院光、小説『オーウェンのために祈りを』の驚きの構成について語る「凄いのが、9割5分までつまんないの。最後の5%で…」

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2024年5月4日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、お笑い芸人・伊集院光が、小説『オーウェンのために祈りを』の驚きの構成について語っていた。

伊集院光:『オーウェンのために祈りを』っていう小説を好きだった女の子が読んでるって聞いて読んだら、分厚いの2冊なんですよ。

鈴木保奈美:おお、上下(笑)

伊集院光:で、凄いのが、9割5分までつまんないの。

池谷実悠:ふふ(笑)

伊集院光:本当につまんないんですけど、最後の5%ぐらいのところで、「世の中、つまんないって思ってることこそが全てだ」みたいな話になってくるの。

鈴木保奈美:へぇ。

伊集院光:急に。今まであったつまらないことは、「つまんない」って思わせるための振りなの。

佐久間宣行:へぇ。

鈴木保奈美:ああ。

伊集院光:で、最後に「つまんないことじゃないんだ」ってことが分かってくる話なんですけど。

鈴木保奈美:ああ。

伊集院光:それを読んで以来、途中でやめるのも怖くなってて。

池谷実悠:はっはっはっ(笑)

伊集院光:わりと本は読む?

佐久間宣行:そうですね。ただ、めちゃくちゃ読んでた時期から、今、配信ドラマとかも見てて、時間の奪い合いになるじゃないですか。

伊集院光:めちゃくちゃ色んなもの見るからね。

佐久間宣行:でも、最近また好きな小説家さんとか出てきたので、読み始めるようになって。

伊集院光:へぇ。

佐久間宣行:でも、僕、小説家の方と何人か親しくさせていただいてるんですけど、みんな面白いですよね。何なんでしょうね。本を一冊書ききる人たちって、言い方悪いですけどちょっとイカれてるところありますよね。

鈴木保奈美:うん、ちょっとイカれてる(笑)

佐久間宣行:ありますよね。

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