2024年5月4日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、「本屋大賞」が創設されたきっかけに驚いたと語っていた。
佐久間宣行:本屋大賞の回、面白かったですよね。
鈴木保奈美:ああ、そうですか?
佐久間宣行:僕、知らない事実がたくさんありました。要は、本屋大賞って直木賞とか芥川賞を出してた時って、そのタイミングだと書棚にないから。
鈴木保奈美:本になってないんですよね。
佐久間宣行:だから、売るものがないんですよね。
鈴木保奈美:ないんですって。直木賞、芥川賞の発表ってなったら、本当はその時に、次の朝に本を並べたいんですって。
佐久間宣行:うん、うん。
鈴木保奈美:だけど…
佐久間宣行:なってないことがあって、特に芥川賞はなってないことが多いから。
鈴木保奈美:そうなんですよ。それで、なってる本から次の日、売れる本の中から、本屋さんが売りたい大賞を決めたい。
佐久間宣行:ねぇ、それ知らなかったんで。そういえばそうだなって。そのために作られたんだって、結構驚きだったんです。
鈴木保奈美:ふふ(笑)
伊集院光:そもそも、「こういう番組をやりませんか?」ってオファー来るじゃないですか。僕、NHKで本の番組をやってるんですよ。
佐久間宣行:はい。
伊集院光:それを引き受けた条件が、「知らない立場で僕は聞きます」っていうのを許してもらえるならば、ぜひにって感じだったんで。
鈴木保奈美:ああ、はい。
伊集院光:それだけ、本を紹介する番組って難しいじゃないですか。
鈴木保奈美:大変ですよ。
伊集院光:読むだけでも相当時間かかるから。
鈴木保奈美:特に、作家さんがいらっしゃるって時には、読んでないと本当に失礼なんですよ。
伊集院光:そうですね。
鈴木保奈美:だって私達、逆にゲストでこうやって呼んでいただいた時に、「いや、あなたの番組は見たことないんですけど」って、言われたことあるんですよ。
伊集院光:ああ、そいつも凄いですけどね。
鈴木保奈美:カチーンときたことがあって。
佐久間宣行:それも凄いな(笑)
鈴木保奈美:そう、読んでないと失礼なので、あんまり読んでない「ゲストどう?」って言われると、「ちょっと待って、時間ください」って、急いで読みます。