伊集院光、視聴者がテレビ局にクレームや抗議をし続けた結果面白い番組を見ることに「貧富の差」が出ることになったのではと指摘「これで良かった？みんな」

2024.05.07

2024年5月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、視聴者がテレビ局にクレームや抗議をし続けた結果面白い番組を見ることに「貧富の差」が出ることになったのではと指摘していた。

伊集院光：『大脱出』本当に出来がいいのよで言ってえっとDMM.TVの中で多分一番見られてんのが『大脱出』で、それ以外アニメとかまぁ、そこそこあるらしいんだけど、俺はアニメのそんなに好きなやつがないから。正直、『大脱出』以外はほぼ見てない。

だけど、まぁまぁそういうのにかけられるカネはあるから。で、昨日もウチにこの前座ってる河野かずおちゃんと、で、それからキャモン西本君って、売れない後輩芸人が来て。で、『大脱出』をずーっと見てて、街頭テレビか、と(笑)こっち側からすると。

だけどさ、なんかテレビ、面白いテレビ番組を好きに見たいっていうことに、いくらかかんの？まぁ、これはテレビなのかテレビじゃないのかわかんない、配信はまた別ですよって区別するかわかんないけど、昔は面白いテレビ番組は、テレビをつけたらまぁ一応その広告を見るっていう対価は払ってるんだけれども、見れたじゃん。

別に見れて、で、みんなが「あれ見たくない」とか、「これ見たくない」とか、「これやってるの最悪」とか、色んな抗議をしていった結果、こんなことになったけど、これは幸せなの？

絶対的に面白いテレビが見たいっていうことに、こんなに貧富の差が出るってこと、「アリ」っていうか、「これで良かった？みんな」っていうの俺の中で凄いあるんだけど。