2019年6月27日放送ニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、「闇営業」で反社会的勢力との接点ができてしまう可能性がある理由について語っていた。
岡村隆史:たとえば、若手の方がイベントを開きたい、と。単独でイベントやりたい。その時、チケットって今はもう、買い取りというか、自分らで全部買い取るんですよ、チケットを。で、自分らでチケットをさばいていく。そういうシステムになりつつあったんです。
僕らの時は違いますよ。「イベントやりますんで、お願いします」言うて、二丁目でちょっと告知とかさしてもうて。で、二丁目の下で、手売りしたりとか。そういうのが全部売れっていうわけじゃなかったですけど、もう全部買い取りシステムになって。そのチケットをさばかなアカン。それも、自分らでやらなアカン。
そうなった時に助かるのは、社長。社長さん。「買うたるわ」って。で、その社長さんが買うてくれて、その社長さんの知り合いとかが、「ちょっと見に行ったってぇな、この若手の面白い奴おるから、ちょっと見に行ったってぇな」って、チケットをさばいてくれるというか。
そういうことがまぁ、あるんですよ。だから、そういう人とのお付き合いっていうのは、大事やったりするわけですね。で、もしかしてですよ、その社長が「ちょっとごめん。知り合いでな、ちょっとパーティあんねん。ちょっと行ってくれへん?」ってなったときに、その社長の知り合いがまたちょっと反社会的組織の人やったら、それ知らんと行ってまうじゃないですか。
でも、その社長から言われたら、いつもチケット買ってもらってる、断られへん。だから、危険なのは、まぁ会社通さへんかった場合に、そういう詐欺の集団のパーティやとか、そういうところに行ってしまう可能性がやっぱあるんですよ。
だから、極力…極力というか、まぁ会社通す方が、もちろん会社が分別してくれますから。「ここは行ったらアカンで」とか、そういうところを選んでくれるから、みんな安心して仕事行けるわけじゃないですか。
でも、やっぱりそういう…なんて言うのかな。カツカツでやってる、なんとか日の目見たい、イベントやりたい。「こんな面白いネタ持ってる、みんなに見て欲しい」ってなった時に、助けてもらわなアカンってなったときに、まぁちょっとそういう知り合いの社長さんとかに、買ってもらわなアカンかったりするという事実もやっぱあるんですよ。