鈴木敏夫P、宮崎駿が漫画『風の谷のナウシカ』を最近になって初めて読み返した時の一言に仰天「こんな話だったんだ」

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2023年9月3日放送のTOKYO FMのラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 – 23:30)にて、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、宮崎駿が漫画『風の谷のナウシカ』を最近になって初めて読み返した時の一言に仰天したと語っていた。

鈴木敏夫:今回の映画でも最後の方ね、眞人に対して大叔父が…っていうあのシーンもありましたもんね。

池澤夏樹:うん。

鈴木敏夫:あれは忘れてたの、急に思い出したんですよ。

池澤夏樹:ふふ(笑)

鈴木敏夫:突然ね、「鈴木さん、こうするよ」って(笑)

池澤夏樹:うん。

鈴木敏夫:「あれ?前言ってたのに…」って(笑)忘れてたんですよ、完全に(笑)

池澤夏樹:ふふ(笑)

鈴木敏夫:ついね、鷺男に囚われちゃって、そちらで遊んでる内にね、どっか行っちゃったんですよ(笑)

池澤夏樹:ふふ(笑)

鈴木敏夫:そしたら、「あ、帰ってきたな」って思って(笑)

池澤夏樹:ふふ(笑)

鈴木敏夫:だから、連載モノの作者としては、実に面白い人なんですよ。

池澤夏樹:うん。

鈴木敏夫:と、僕は思ってます。

池澤夏樹:うん。つまり、昨日まで書いたところを、読まないで始めちゃう?

鈴木敏夫:そう。いつもそうです。…だってね、数ヶ月前ですかね。『ナウシカ』を読んだらしくて。

池澤夏樹:うん。

鈴木敏夫:「初めて読んだよ、鈴木さん」って。

池澤夏樹:アニメージュの方?

鈴木敏夫:そうです。「こんな話だったんだ」って(笑)

池澤夏樹:はっはっはっ(笑)

鈴木敏夫:「何言ってんだ、この人」って(笑)

池澤夏樹:ふふ(笑)

鈴木敏夫:あんだけ自由だと幸せですよね(笑)

池澤夏樹:うん。

鈴木敏夫:と、僕は思うんですけど。

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