2022年3月14日放送のTBSラジオ系の番組『空気階段の踊り場』(毎週月 24:00-25:00)にて、お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが、無名の若手芸人時代に「つまんない」「なんか面白いことやってよ」と言われるのは通過儀礼的なことだと語っていた。
鈴木もぐら:和田屋でさ、結構ベロベロの女の子がいて。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:その子も、その二人に声をかけるみたいな時があったの。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:「カンパ~イ!」みたいな。で、それもものの10秒ぐらいで、「これ芸人の方、面白くねぇな」って言われてた(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:可哀想(笑)仕方ないんだよね(笑)
水川かたまり:うん。もうやっぱ、そこを耐えるって結構大事じゃない?
鈴木もぐら:まぁ、たしかに。一個の関門だよね。
水川かたまり:うん。絶対にさ、「面白くないわ。つまんな」とか言われずにいけることなんてないじゃん。
鈴木もぐら:ないです(笑)
水川かたまり:うん。日常生活において、「芸人やってます」ってバレて。
鈴木もぐら:うん。
水川かたまり:で、「面白いことやってよ」って。
鈴木もぐら:うん。
水川かたまり:「面白いんでしょ?どうせ」の中で、「面白くない、面白くない」っていう。
鈴木もぐら:ふふ(笑)
水川かたまり:その風に晒されることって、絶対に超あるじゃん。2年目の時とかさ。
鈴木もぐら:デカイ声を出して逃げるしかないよね、そういう時は。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:「なんかやって」って言われて。
水川かたまり:うん。「ギャグやって」とか言われても、同期のギャグとかやってたもんな。
鈴木もぐら:はっはっはっ(笑)
水川かたまり:自分でギャグ考えて、バイト先でスベるのイヤだから。
鈴木もぐら:うん。まぁ、でもそれを超えてきて4~5年目になると、売れてる期が近い人のギャグとかやらされるようになるからね(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)「ちょっとまって、ちょっとまって、お兄さん」って(笑)
鈴木もぐら:ふふ(笑)何人もの芸人が、「ちょっとまって、ちょっとまって」ってやらされてきたんだろうな(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)悲劇の「ちょっとまって」が(笑)
鈴木もぐら:はっはっはっ(笑)
水川かたまり:絶対あったからね(笑)
鈴木もぐら:はっはっはっ(笑)
水川かたまり:ひょっこりも超あっただろうね。
鈴木もぐら:ひょっこりも、何人もの芸人が。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:ひょっこりさせられてきたか(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:そこはでも耐えなきゃいけないから。もう無になってね、自分のものにしたつもりでやるのが一番いいよね。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:全部忘れて、頭空っぽにして「はい、ひょっこりはん」ってやった方がいいよね。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:ふふ(笑)
水川かたまり:そこで精神鍛えられる側面もあるから、絶対。
鈴木もぐら:ああ、たしかにね。
水川かたまり:必ずどこかしらではスベるからさ。その時の心の持ちようっていうか。「まぁいいや」って思えるかどうかって、凄く大事だと思うよ。
鈴木もぐら:そうですね(笑)