2021年9月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、「芸能界で天下を獲る」という言葉はテレビ一強の時代であった過去のものであると語っていた。
若林正恭:吉村君も好きなんだっけな、『三国志』とか戦国時代とかたしか。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:あれ読んでたら「天下を獲る」だどうだとか。でも、俺が読み方間違ってるかもしれないけど、信じられなかった、『三国志』読んでて。
春日俊彰:信じられない?
若林正恭:うん。「天下を獲りたい」なんて欲望が。
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:こんだけ媒体も増えて、色んなもんもシェアの時代なのに、「天下を獲りたい」っていう感覚が、よく分からなかった。三国で争ってたけどね。
春日俊彰:うん。
若林正恭:あんまりそういうのがないんだろうね、自分の中にね。
春日俊彰:ああ、今の時代にってこと?今の時代に天下を獲るっていうのがよく分からないってこと?
若林正恭:うん、まぁ正直分からないね。
春日俊彰:ふふ(笑)まぁ、そうだね。
若林正恭:ふふ(笑)
春日俊彰:何をもって「天下」って言うのかも分からんしな。
若林正恭:定義がな。仕事はね、頑張りたいしやりたいこともまだまだたくさんある。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:オードリーでも、他の場面でもね。
春日俊彰:うん。
若林正恭:あるけども、目標自体に据えるっていうのはよく分からない。
春日俊彰:「お笑い界を統一したい」っていう、吉村の言ってることでしょ?(笑)
若林正恭:劉備・吉村みたいな感覚はないね(笑)…でも、テレビという山が一個っていう、多様じゃなかった時代にはあったんだろうね。ラテ欄の数は決まってるから。
春日俊彰:うん、まぁそうだろうね。
若林正恭:持ってた方が応援する人は盛り上がるのも分かるし。
春日俊彰:うん。