爆笑問題・太田、初監督映画でスタッフの反感に心を折られながらも名カメラマン前田米造の心遣いで撮影が終えられたことに感謝した過去「本当にありがたかった」

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2021年7月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、初監督映画でスタッフの反感に心を折られながらも名カメラマン前田米造の心遣いで撮影が終えられたことに感謝した過去について語ってっていた。

太田光:カメラポジション決めるんですけど、それに30分から1時間ぐらいかけるんですよ。

爆笑問題・太田、20代で映画監督を務めた時にはスタッフに「わざと聞こえるように陰口を言われる」日々で「いたたまれなくって、吐きそうになった」と告白

田中裕二:うん。

太田光:で、一つのきっかけは、前田米造さんがカメラを覗くじゃない。

田中裕二:うん、うん。

太田光:普通は、カメラマン、カメラマン助手ぐらいしかカメラって覗かせてもらえないんですよ、当時はね。今は知らないけど。

田中裕二:うん。

太田光:そしたら前田さんがさ、「監督、どう?これ。ちょっと覗いてみて」って言って、俺にカメラを、メインのカメラを覗かせてくれるんですよ、いつも。

田中裕二:うん。

太田光:いつも。でも、当時は…今はビデオでみんな撮ってて、モニターでチェックとかするでしょ?当時は一発撮りだから。

田中裕二:はい、はい。

太田光:フィルムだし。それで、言ってみればほかはどうだったか知らないけど、あの現場で言うと、封建的な部分もまだ残ってたから、監督っていうのはカメラなんか…カメラマンが覗くものであって、監督は横で見てて、全部分かんなきゃダメだ、みたいなことがあったんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:でも、俺は不安じゃない。そうすると、神聖なものだから、カメラって。

田中裕二:うん。

太田光:そうすると前田さんがさ、「監督」って。「ちょっといい?これで」って言って、覗かせてくれんの。それが伝わるんだよね。「あの前田米造さんが、太田って奴に覗かせてる」と。それが下の方にも伝わってくから、凄いやりやすくなった、と今でも思ってる。

田中裕二:それは前田さんの空気でね。

太田光:分かんないよ、それは。本当はどうだったか分からないけど、前田さんは必ずそうやって言ってくれた。それが本当にありがたかった。

田中裕二:うん。

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