爆笑問題・太田、森喜朗の女性蔑視と批判された失言騒動について「向田邦子さんがもし生きてたら、森さんのことを多分怒ってないよ」と思った理由を語る

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2021年5月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、森喜朗の女性蔑視と批判された失言騒動について、「向田邦子さんがもし生きてたら、森さんのことを多分怒ってないよ」と思った理由を語っていた。

太田光:向田邦子さんのことでインタビューされて。この前も女性記者に「太田さんは、男性なのに向田さんのことをよく分かってるし、なかなか珍しいですよね」って言うわけ。

田中裕二:うん。

太田光:って言うから、「そうですかね」って。

田中裕二:うん。

太田光:「今ね、女性活躍が叫ばれていて、その代表みたいな感じの向田邦子が…」って言うんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:まぁ、それは結構なことだと俺も思うんだけど。ただ、向田さんの書いてるものっていうのは、言ってみりゃさ…ちょうどその時、森さんが失言した時で。

田中裕二:うん。

太田光:だけどさ、そのインタビューしてる時に、「向田さんがもし生きてたら、森さんのことを多分、怒ってないよ」って俺は言ったのね。

田中裕二:うん。

太田光:だって、寺内貫太郎一家なんかね、まぁとにかくDVだし、今から考えたらね。

田中裕二:そうね。

太田光:女の顔はひっぱたくしね。

田中裕二:うん。

太田光:きんっていう、樹木希林がやってたおばあちゃんね。

田中裕二:うん。

太田光:あんなのはミヨコちゃんのことイジメるしね。浅田美代子さんがやってたミヨコが田舎から出てきて、女中奉公みたいなもんだよね。

田中裕二:うん。

太田光:あそこの寺内家っていうのは、加藤治子さん演じる里子さんが優しいから。娘同然にいて、習い事もさせてくれるって話になって、「何がいい?」って。その時、たまたまお祭りの町内会の役職が回ってきて。みんな浮足立ってるわけ。

田中裕二:うん。

太田光:お祭りだ、お祭りだって言ってんだけど、ミヨちゃんは自分のお母さんの命日なんだよね。

田中裕二:ああ。

太田光:みんなは浮かれてるんだけど、命日忘れてたっていうのがショックで。「ミヨちゃんの様子がおかしい」ってなって。

田中裕二:うん。

太田光:何の習い事をするかって話になって、それを横できんさんが聞いてて、「随分、時代変わったわね。アンタ、何様だって思ってるのよ」って意地悪を言うわけよ。

田中裕二:うん。

太田光:「私は自分のこと分かってます。お手伝いさんです」って言うわけ。そしたら、きんさんが「ほう、お手伝いさんね。おが付いて、さんが付くんだねぇ」って。

田中裕二:はっはっはっ(笑)ヒドイねぇ(笑)

太田光:「私の時は女中って言われてたけどね」って。きんも、先代の貫太郎のところに女中で入って、嫁入りした人だから。言ってみればミヨちゃんも立場一緒なんだけど。分かってるからわざと意地悪するわけ。

田中裕二:うん。

太田光:そんなのパワハラとか差別みたいなことじゃん。そういうことばっかり描くわけだよ。全部不倫だし。

田中裕二:うん。

太田光:なにか気に入らないことあると、寺内貫太郎はぶん殴るし。ましてや娘のこともビンタするからね。

田中裕二:うん。

太田光:それでもお父さんが本当は優しかったんだって、古い価値観なんだけど。でも、そういう時代、泥水の舗装されていない道の時代を通ってきたっていうのは、それはちゃんと記憶としてとどめておくべきだし。

田中裕二:うん。

太田光:「べき」っていうのは偉そうだけど、そう思うわけ。それがね、向田邦子がいかにも「女性の…」っていうのは、それは向田邦子さんが本意なのかなっていうのはあるし。

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