高田文夫、『ワイドナショー』で議論になった3時のヒロイン福田の「容姿イジリネタ封印」問題に言及「言葉狩りみたいになってきてる」「言葉を取り上げられたらさ、何も商売できない」

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2021年4月19日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・タレントの高田文夫が、『ワイドナショー』で議論になった3時のヒロイン・福田麻貴の「容姿イジリネタ封印」問題について言及していた。

高田文夫:最近はさ、大変だよ。言葉がさ、色々とジェンダーの問題もあるし。

松本明子:そうですね。

高田文夫:男と女、男女間の問題とか。だって、「男はつらいよ」は言えないんだからって。「女もつらい」って言われてるんだよ(笑)

松本明子:ふふ(笑)

高田文夫:「女だってつらいんだ、この野郎」って言われたらおしまいだから(笑)

松本明子:そこまで言われると(笑)

高田文夫:昨日も、3時のヒロインかなんかがテレビ出ててさ。ダウンタウン松本さんのところで言ってたけど。

松本明子:はい。

高田文夫:とりあえず、「太ってる」「デブ」とかね、容姿に関するネタは封印します、と。そこまで追い込まれてるんだよ。

松本明子:はい。

高田文夫:ネタと日常とか、分かんなくなってんだよな、SNSでやって、どうのこうのなってるからさ。

松本明子:そうですね。

高田文夫:昔はネタはネタでさ、演芸、芸だからね。

松本明子:それでね、笑いもありましたけどね、今はダメなんですかね。

高田文夫:そうなんだよ。そうなると、「太ってる」「ブス」だとか言っちゃいけないとか。

松本明子:傷つくっていう。

高田文夫:だから大変だよ。演芸の人ってさ、大変だよね、これから。

松本明子:本当ですね。

高田文夫:だって、言葉狩りみたいになってきてさ、言葉を使えなくなってくるんだよ。要するに、作家もさ、タレントもラジオのパーソナリティもみんなそうだけど、言葉が商品だからさ。

松本明子:ええ。

高田文夫:言葉を取り上げられたらさ、何も商売できないんだよ。

松本明子:そうですね。

高田文夫:だって八百屋さんがさ、玉ねぎと大根を取り上げられたらどうする?商売にならないでしょ。

松本明子:ああ。

高田文夫:「玉ねぎ売らないでください」「大根売らないでください」って言われたら。

松本明子:そうですよね。

高田文夫:芸人だって作家だってさ、言葉でメシ食ってんだからさ。

松本明子:で、ボケがあってツッコむっていうね。

高田文夫:それが一つ、完成された芸なんだよ。

松本明子:分かった上でやってるっていう。

高田文夫:それが今、どんどん難しくなってきてさ。そういう時代だろ。果たしてこれでいいのか、と。

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