ナイツ塙、マヂカルラブリーのM-1グランプリ2020ネタが「漫才ではない」と批判されていることに反論「漫才の定義なんかない」

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2020年12月22日配信開始のYouTubeチャンネル『ナイツ塙の自由時間』の動画「M-1審査員の本音を語ります」にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、マヂカルラブリーのM-1グランプリ2020ネタが「漫才ではない」と批判されていることに反論を行っていた。

塙宣之:マヂカルラブリーのネタが漫才か、漫才じゃないかなんて言うのは、もうハッキリ言って、僕が言うことじゃなくて。

漫才の定義なんかないですからね。出した本にそういうふうに書いてますけど、あれは出した記者が書いちゃっただけなんで。僕自身はもう、自分たちが一番訳分かんない漫才やってますからね。

めちゃくちゃ面白ければ全然いいって思ってて。マヂカルラブリーのボケの野田君は…男と女で分けちゃいけないけど、俺なんかはやりたいボケではあるんだよね、ああいうのって、本当は。

だけど、あれだけっていう…俺も色々言われてるし、怒られてきてるって歴史があるから、みんな多分やらないんだよね。

昔、M-1グランプリ2005~6年で、僕も訳分かんない漫才ばっかりやってた時期があって。岡村孝子の『夢をあきらめないで』をずっと歌うってネタをやって。その時、会場でめちゃくちゃウケたんですけど、終わった後、落とされまして。

その時の審査員が何人かいたんで、審査員に聞いたら「だって漫才じゃないじゃん」って言われたんですよ。これが結局、同じことを言う年になってきちゃってるのかなって思ったら、改めて「面白ければなんでもいいじゃん」って思わせてくれたな、マヂカルラブリーは。

ツッコミも等倍じゃないんだよね。ツッコミを言うことで、線を太くしてあげてるわけですよね。「カネばらまいてんじゃねぇよ」とか。そういうところで、マヂカルラブリーは文句なしの優勝じゃなかったかなって。会場は、とにかく揺れるようにウケてましたからね。

タイトルとURLをコピーしました