2020年12月6日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、タレント・放送作家の高田文夫が、ビートたけしがTHE MANZAIで最高の漫才を披露して、「それで彼は漫才を捨てるわけだよ」と語っていた。
高田文夫:漫才を、80年に「THE MANZAI」にして今風に見せたから、これからお笑いの大進撃が始まるわけよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:ゴロッと文化が変わって、ツービート、やすしきよしだよ。
松本明子:漫才ブームがきて。
高田文夫:そのおかげで『ひょうきん族』ができるわけだよ。
松本明子:ああ。
高田文夫:その年の…それ全部、VTRで撮ってたわけ。3ヶ月に一回やってたんだよ、THE MANZAIって。
松本明子:はい。
高田文夫:必ず本番さ、たけちゃんもああいう人だから、俺ぐらいいないとダメだから。クッションにさ、「できたのか?ネタ、この野郎」ってからかいに行くとさ、和むじゃない。
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:みんな怖がって行けないから、楽屋なんか。俺だけ平気だからさ。
松本明子:はい。
高田文夫:全部立ち会うんだけどさ。その時の、その年の80年のね、12月30日に博品館から生でやったんだよ、THE MANZAIを。
松本明子:へぇ。
高田文夫:それが、本当に一発勝負なんだよ、生で。そこで、物凄い漫才を見せたんだよ、たけちゃんが、ツービートで。
松本明子:へぇ。
高田文夫:それで他がバーンってすっ飛んじゃったの。12月30日に生でやって、その2日後にオールナイトニッポンが始まるわけだよ。
松本明子:うわぁ!
高田文夫:それで彼は漫才を捨てるわけだよ。「もういい、ピンで行きたい」って。「高田さん、やろう」って。そうなるわけだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:だから、12月30日の博品館の漫才が凄いんだよ、たけしさんの。
松本明子:ああ。
高田文夫:それをやったのが佐藤(義和)ちゃんなのよ。