高田文夫、渡哲也が石原裕次郎のために多額の負債を抱えた石原プロへ所属して「それで立て直しちゃうんだから」と語る

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2020年8月17日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家の高田文夫が、渡哲也が多額の負債を抱えた石原プロに所属して「それで立て直しちゃうんだから」と語っていた。

高田文夫:映画産業がさ、あの日活でさえ段々下がってきちゃって。

松本明子:はい。

高田文夫:1970年ぐらいかな。

松本明子:うん。

高田文夫:でも、日活も食べていかなきゃいけないから、アクション路線から全部変えて、ロマンポルノを撮りだしたわけだよ。

松本明子:日活の。

高田文夫:日活っていう看板はあるんだけど、食うためには必要で。それはそれで入るんだけど、今までの日活で撮ってた人は、方向転換で「仕事がないな」って思うじゃない。

松本明子:はい。

高田文夫:裕次郎さんはもっと前に辞めて、石原プロを作ってるんだけど、で、映画失敗しちゃって、借金凄い抱えてるんだよ、71年ぐらいだろ。で、裕次郎が借金を抱えて困ってるわけだよ。

松本明子:はい。

高田文夫:そこに渡哲也がやってきて、180万ポンと渡して、「お菓子代に使ってください」って。現金だよ。

松本明子:ええ?!

高田文夫:それ昨日やってたんだけど、裕次郎はさすがに「それは受け取れない」って。会社が困ってるからって、20いくつで「これをお菓子代に使ってください」って、石原プロに。

松本明子:はい。

高田文夫:「いいから」って断ったら、ある日、現れて「私を入社させてください、使ってください」って。それで立て直しちゃうんだから。

松本明子:凄いですね。

高田文夫:で、映画から離れて、テレビに移行して西部警察だよ。

松本明子:西部警察ですね。

高田文夫:大門軍団だよ。大門軍団って言ってたから、石原軍団って名称になってったんだよ。それをパクろうって言ったのが、たけし軍団なんだよ(笑)

松本明子:はっはっはっ(笑)

高田文夫:「いいね、タケちゃん。たけし軍団でいいんじゃない、イケるね」って(笑)

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