2020年6月23日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、かまいたちのM-1決勝で披露した「しゃべくり漫才」を改めて絶賛していた。
若林正恭:ネタはさ、どうやってあれはああいうふうに、全編しゃべくりになってったの?
山内健司:あれは、まぁ僕は漫才コントの漫才でも、しゃべくりでも、あんまり何も思ってなかったんですけど。
若林正恭:うん、別に。
山内健司:でも、濱家は大阪育ちで。本格漫才を見て育って。
若林正恭:ああ。
山内健司:で、「しゃべくりの方がそのままでいられるのがいいと思うねん」って。
若林正恭:はい、はい。
山内健司:美容師の漫才コントをしたら、山内じゃなくて美容師になっちゃうから。
若林正恭:はい、はい。
山内健司:じゃなくて、「山内のまんまいける方がいいと思うねん」って言われて、「ああ、いいんちゃう」って言って書き出したんですけど、最初、しゃべくり漫才の書き方、分からなくて。
若林正恭:そうだよね。俺、あれ本当に凄いと思うんだよね、あのネタ。マジで俺、一番だと思うよ。あれって、俺たちもそうだけど、システムを作ったら、数珠つなぎみたいにケツまで一応行けるじゃん。
山内健司:うん、うん。
若林正恭:だけどさ、この二人のネタって、本当に喋って全部笑いの種類も違うし、二人ともヘビー級チャンピオンじゃないと作れないよ。
山内健司:はっはっはっ(笑)
濱家隆一:めっちゃ褒めてくれてる(笑)
若林正恭:でも、自分たちで思わない?「俺たち、パンチ力すげぇな、二人とも」って思わない?
山内健司:いや、本当思います。
濱家隆一:なんやねん。思ってたん?
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:憧れでもあるもん。だから、ちょっとさ、価値観でさ、「これ、こうでしょ」っていうののまま5分やっちゃうって、二人ともマイク・タイソンで、ボッコボコ打ちあって…お前とじゃできないんだよ。
春日俊彰:なんてこと言うんだ!(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
春日俊彰:言うな、ハッキリと。
若林正恭:凄いんだよ、あれ。
山内健司:でも、普通に見てる人って、漫才コントでもしゃべくり漫才でも、そこまでウェイト変わらないじゃないですか。
若林正恭:そうだと思う。
山内健司:だからたまに、M-1この間終わりとかも、若林さんがラジオで言ってくれたりとか、サンドウィッチマンさんが言ってくれたりとかしたのは、めちゃくちゃ見てます、記事。
若林正恭:はっはっはっ(笑)
山内健司:濱家はもう、そのラジオを何回も聴き直してます。
若林正恭:はっはっはっ(笑)