伊集院光、Netflix配信中のドキュメンタリードラマ『殺人犯の視聴率』をオススメ「これ、どうかしてんの」

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2019年7月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、Netflix配信中のドキュメンタリードラマ『殺人犯の視聴率』をオススメしていた。

伊集院光:『殺人犯の視聴率』っていうドキュメンタリーがあるんだけど。これ、どうかしてんの。ドキュメンタリーで、ブラジルのテレビ番組だっていうから見始めて。

ドキュメンタリーなんだけど、一話45分とかなんですけど、全部で8話かな、12話かな、あるんですけど。で、連続モノなわけ。始まったら、南米で凄い過激な『警察24時』みたいな生放送の番組があって、そのメインパーソナリティみたいな奴がどんどん人気になっていくっていう話なわけ。

で、生放送で「今、マフィアの内部通報があったから、ここで抗争が起こるらしい」なんて言ってカメラ行くと本当にドンパチ起こるし、あと、行方不明になってる奴がどっかの草むらで殺されてる、みたいなタレコミがあるわけ。

そうすると、その番組評判だからすぐに駆けつけて。それをもうガンガン生中継するの。Netflix上ではモザイクかかってるけど、それをガンガン生中継で出して。カメラ持ったキャスターなりレポーターなりが行くと、「今、その死体が燃えてます」みたいな、そういう状況の奴にバンバン駆けつけてくって話で。

で、「なんかすげぇな、南米」って思ったら、これはただのつかみなの。もう、実際第一話の…っていうか、番組紹介のところでネタバレしてんだけど、実はそのメインパーソナリティ兼プロデューサーみたいな奴が、マフィアの黒幕で、自分たちが殺そうと思ってる奴の情報を知ってるから、あらかじめ分かるわけ、そいつが燃えてることが。

そこに行くとスクープ撮れる二本立てっていうのかな。上手く言えないけど。ヤラセの凄い奴。ヤラセもヤラセで、マッチポンプでマフィアの黒幕として起こしてる、とんでもない事件を自分の番組で取り上げることで人気になり。

しかもそっから国会議員かなんかになるの、あまりに人気で。で、この後はずっと、それがあまりに巨悪を暴いているメインパーソナリティであり国会議員の主人公に対する、ハメようとしている罠なのか、本当にコイツがマフィアの一員なのかっていうのをどんどん追ってくんだけど。

これまだ第一話の前半ぐらいで、もうそういう展開になってくのね。ネタバレしないようにチョコっとずつ言っておくと、途中途中で弁護士とか出てくると、どっちの言い分も正しい感じしてくるの。

「あれ?言われてみればそうだな」みたいなのが出てきたりとか。あと、証拠を握ってそうな奴に取材に行くみたいなのが行われるんだけど。これがドキュメンタリーじゃなくて普通のドラマだったら「それなしだろ」っていうような。証言者、すげぇ死ぬ(笑)

ドキュメンタリーだから。普通考えたら、そんな前触れもなくスナック感覚で人死ぬ?みたいな感じで死ぬから。これが『アウトレイジ』の最新作でそれだったら、さすがにたけしさんも怒られるだろっていう。それはなしだろっていうぐらい、登場人物とか主要な人がガンガン死んじゃうから。途中から呆れ返ってくる。

それと、俺の感想、最後まで見た感想は、「うわぁ…」って思うのと同時に、朝の番組に火曜日にアシスタントをやっている竹内香苗って、2年間ぐらいブラジルで暮らしてて。「お前、よく暮らしてたな、ここで」って感じなんだけど。

『殺人犯の視聴率』はオススメ。

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