2019年7月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、タレント・漫画家のやくみつるが、ジャニー喜多川の訃報でジャニーズ事務所のタレントは「よく教育されている」と改めて感心すると語っていた。
やくみつる:ワイドショーではね、ジャニーさんの訃報で一色だったんですけども。
土屋伸之:はい。
やくみつる:私、個人的には面識はないですし、お会いしたことはないですし。ただ、このところ、ジャニーズ事務所の若い衆とよく番組でご一緒しますですね。
土屋伸之:うん。
やくみつる:まだ、それこそシングルも出てないぐらいの方から、一緒なんですけど、総じて思うことは「よくできてるな、この子たちは」って思うんですよね。
土屋伸之:ああ、そうですよね。
やくみつる:男性アイドルっていうものに対して、そんなに思い入れもなかったわけです、長じるまでは。
土屋伸之:はい。
やくみつる:女の子のアイドルは好きでしたけど。「野郎はな」って感じありましたんでね。
土屋伸之:うん。
やくみつる:むしろこの世界、ちょこちょこ入れてもらうようになってから、よく教育されてるってことを見て感心している…「感心」っていうのも上から目線ですけど。
土屋伸之:うん。
やくみつる:そこら辺のあんちゃんより、よっぽどしっかりしてるなっていう思いを持ちますね。
土屋伸之:たしかに。
やくみつる:そういう男性アイドル観っていうのを最初に植え付けられたのは、自分の高校の同級生がジャニーズ事務所に入ったんですよ。
土屋伸之:へぇ。
やくみつる:自分の出席番号が前の奴だったんで。別に美少年ってわけでもないし。ちょっと小柄かなってぐらいで、勉強の方は誠に残念でしたし、ちょっと不良っぽいところもありましたし。
土屋伸之:うん。
やくみつる:こういう子がウケるのかなって思ったら、ある程度、出てって地位を得たんで、そういう人を発掘していくのかって思いで見てましたですね。
土屋伸之:へぇ。
やくみつる:ここに来る前に調べてみたんですけど。どこで何をされてるのか分からないらしいんですけど。
塙宣之:あ、もう辞めて。
やくみつる:何をしてるのかなっていう気もしますけどもね。
塙宣之:ジャニーさんが、オーディションの時にお茶とかを出して。「今日、誰が面接やんの?」っていうのを分からせないように。素の部分を見てる、みたいな。
土屋伸之:ああ、そっか。ジャニーさん顔バレてないからね。
塙宣之:顔バレてないから、帽子かぶって、スタッフのふりをして、そういうところを見てて、普段の性格とかを見てるっていう。やっぱり、いい子を入れてるっていう。
やくみつる:何かひっかかるところがあって、後年、出てったんでしょうけどね。