爆笑問題・太田、東京都医師会・尾崎治夫会長の「新型コロナウイルスによる医療的緊急事態宣言」会見は見事な「インフォームド・コンセント」であったと称賛

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2020年4月7日放送の放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、東京都医師会・尾崎治夫会長の「新型コロナウイルスによる医療的緊急事態宣言」会見は見事な「インフォームド・コンセント」であったと称賛していた。

太田光:よくね、インフォームド・コンセントってね、難しい言葉で言うと、お医者さんと患者さんっていうのは、患者あるいは患者の家族がね、お医者さんが説明して、治療方法をこうしていきますと説明して、「お宅はどう思いますか?」って、患者さんの方に訊く。

田中裕二:話し合いをね。

太田光:で、一生懸命、それはお互い両者が納得した上で勧めてくっていうのは基本なんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:これは俺は、もう『ドクターX』とか見てるから知ってんですよ。

田中裕二:『ドクターX』じゃないでしょ(笑)

太田光:まだオスカー出る前だよ。

田中裕二:それはまだ出る前だろ(笑)

太田光:オスカー出る前から、米倉がそういうこと言ってたんだから。

田中裕二:つい最近だろ、オスカー出たの。

太田光:アイツは、麻雀ばっかりしてる医者のくせにさ。

田中裕二:ドラマの中でね。

太田光:俺は、やっぱりそれが医者の基本だと思うんだよね。やっぱり今、もう言ってみれば日本っていう国が患者ですよ。

田中裕二:うん。

太田光:それに対して、国民に対して「これから、こういう方針で自分はこうしていきたいんだ」と。

田中裕二:東京都医師会の会長さんがね。

太田光:うん、東京都医師会の会長さんですよ。ギャグは下手だったけどもね。ウケないんだから、とにかく。

爆笑問題・太田、東京都医師会・尾崎治夫会長が「医療的緊急事態宣言」の会見の出だしでのジョークがスベったことに「デーブさんのパターンなんだよ」

田中裕二:いいから、それは。

太田光:その後、一切ギャグ言わない。可哀想(笑)

田中裕二:まぁまぁ、その後、用意もしてねぇと思うけど(笑)

太田光:はっはっはっ(笑)とにかくあの人が言ってたのは、東京で3桁の感染がずっと続いてきて。今、逼迫していることと、医療崩壊とはまた違うんだ、と。よく言ってたのは、感染爆発、オーバーシュートって言われるね、それよりも早く医療崩壊が来ちゃうかもしれない。

田中裕二:うん。

太田光:それをなんとかしたいんだ、ということを言ってたわけだね。

田中裕二:うん。

太田光:そのためには、政府に非常事態宣言を出していただくと、大変助かるっていう。非常に分かりやすい。

田中裕二:うん。

太田光:俺はね、非常事態宣言は出して欲しくないって、ずーっと思ってたわけ。今でも、個人的にはそうです。

田中裕二:うん。

太田光:だけど、あの人の説明聴いてたら、要は一番重要なことはね、患者の増えるペースをゆっくりにすることが、一番重要。これをとにかく皆さん、心掛けてもらいたいと。

田中裕二:うん。

太田光:最初は6週間、随分長いなって思ったんだよ。だけど、まず最初の2週で、言ってみりゃ誰も感染しない状態を作るんだ、と。要するに、ほぼ街を止めることだよね。

田中裕二:うん。

太田光:「今この瞬間から、東京で誰一人も新しく感染しなかったら、2週間後には、ほとんど新しい患者さんは増えなくなる。その2週間後には、ほとんどの患者さんが治っていく。その2週間後には、街にウイルスを持った患者さんがいなくなる…っていうのを、我々は狙っています」と。

田中裕二:それを目指す、と。

太田光:それはできるはずですって言うわけ。

田中裕二:うん、うん。

太田光:俺、ここがデカイと思うんだよ。要は、安倍さんなんかは医者じゃないから、たとえばが緊急事態宣言を出したとしても、「これで効果があります」とは言いにくいんだよ。それはだって、医者じゃないからね。

田中裕二:うん。

太田光:でも、お医者さんっていうのはやっぱりね、患者が安心するのは、そこを目指せば治るんだって思うこと。

田中裕二:医者のそこは仕事というかね。

太田光:そうなんだよ。あの人は結構偉い医者になると思う。

田中裕二:なってんだよ(笑)

太田光:尾崎っていうのは。昔は盗んだバイク…

田中裕二:豊じゃないんだよ(笑)

太田光:で、そういうことなのかってこと。ただ、その代わり6週間っていうのは大変ですよ。言ってみれば、経営とか商売の人たちは大変。

田中裕二:経済的にはね。

太田光:本当に大変だと思うけど。だけど、なんとか耐えてやれば、東京はそういうふうにできますからっていうことなんだよね。

田中裕二:うん。

太田光:で、そのやり方をこっちが提示します、と。

田中裕二:うん。

太田光:それがインフォームド・コンセントで、それでまたやりとりを俺はしてもいいと思うし。俺はずっとねそれを思ってたの。医者が説明してくれないかなって。

田中裕二:うん。

太田光:俺なんか、親父の時も、お袋の時もそうだけど、結構この年になると…年寄ばっかりだったりするから。俺が説明聞いて、やりとりすることが多いのよ。

田中裕二:うん。

太田光:そうすると、お医者さんも人間だからさ。で、こっちもこっちでさ、ヘタな知識あるからさ、「ちょっとセカンドオピニオン頼みたいんですけど」みたいな局面もあるわけ。

田中裕二:うん。

太田光:もちろんね、もう全然理解は進んでるんだけど、何年か前だったりすると、やっぱり医者にもプライドがあって、こっちの医者と意見が食い違った時に、医者同士が喧嘩し始める時もあるのよ。

田中裕二:うん。

太田光:それが一番俺にとってはとっても不安になったことだったりするから。それをね、ちゃんと納得、こっちも納得お医者さんも納得した上でやるってなるとね、患者の方の心構えって、やっぱり決まってくんだよね。

田中裕二:うん。

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