爆笑問題・太田、ダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルスについての日本の対応を「失敗」と評したNYタイムズワシントンポストを批判

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2020年3月17日放送の放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルスについての日本の対応を「失敗」と評したNYタイムズワシントンポストを批判していた。

太田光:外国の対応とかは、あんまり気にしない方がいいよ。

田中裕二:はい、はい。

太田光:日本は日本でね、ちゃんとやってるからね。

田中裕二:うん。

太田光:たとえば、慌て出しただろ、いよいよアメリカが(笑)

田中裕二:はい、太田さん言ってた通りですよね。「これからアメリカは慌て出す」って言ってたから。

太田光:時差で来るんだよ、そういうのね。だけど、よくよく考えてみりゃさ、それは最初に日本の空気が変わったのって、ダイヤモンド・プリンセス号の時に…あの時はまだね、「正しく怖がりましょう」っつっってたんだよ。

田中裕二:うん。

太田光:普通に、ワイドショーやなんかもね。

田中裕二:うん。

太田光:で、落ち着いてた。あのダイヤモンド・プリンセス号が横浜着いて、中で感染が広がったっていう時に、それでも抑え込んでるって言ってたんだよ。

田中裕二:うん。

太田光:だけど、ニューヨークタイムズとワシントンポストが、「あれは失敗だ」って書いたんだよ。

田中裕二:うん。

太田光:そっから急に慌て出しちゃって、日本人が。だけど、「ワシントンポストの記者に何が分かる?」って話じゃない。

田中裕二:うん。

太田光:日本の専門家が、そこで証言したっていうんだけど。そんなのはさ…それで急にマスコミもワーッってなる。ワシントンポストっつったらさ、もう大変な。天下のウォーターゲート事件。大統領の陰謀を、ボブ・ウッドワードがどうのって感じになるだろ。

田中裕二:まぁ、たしかに。ニューヨークタイムズ、ビリー・ジョエル歌っちゃうから(笑)

太田光:凄いんだよな。憧れちゃってるから。

田中裕二:そう、憧れちゃってるよ、俺なんか。

太田光:でも、あんなの地方紙なんだよ、よくよく考えたら。日本で言えば東スポだよ。

田中裕二:違うわ(笑)

太田光:はっはっはっ(笑)そういうのに弱いんだよ、情報に。そうすると、「あっ」ってなるんだけど。今度、アメリカはそうなってるだろ。ああいう時に、外国の対応に…そもそもあれは、ダイヤモンド・プリンセス号って、船籍はイギリスで、アメリカの所有ですからね。「お前の国だよ」って話なんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:その時に、「日本の対応が間違ってる」とかっていう奴は、信用しちゃダメよ。

田中裕二:うん。

太田光:そこでそんなことを言っちゃダメじゃない、普通。一生懸命、今まだ真っ最中でやってる時に。それで今度は、アメリカが慌て出しただろ。日本人はもう、それは逆に言うと、ここで揉めると一番遅くなるから。日本の情報をちゃんと、別に「ほらみろ」って言わずに。

田中裕二:ふふ(笑)

太田光:「お前言ったな、ワシントン・ポスト」って空気になりがちだから。

田中裕二:うん、なりがちだけどね。

太田光:そこはもう今、世界中でやっぱ情報が重要なんだから。

田中裕二:正しい情報ね、分かってる限りの。

太田光:「ダイヤモンド・プリンセス号では、これこれこうでした」っていうのを、ちゃんとアメリカに渡すとかさ、そういうことのが大事なんだよね。

田中裕二:ねぇ。

太田光:テレビで、視聴者に向かってさ、政府がどうのこうのっていうことよりも、そういうことのが実は大事でさ。

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