2026年10月13日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、現在の若手芸人がしている「観客への配慮」を知って「もう我々、バラエティ無理やで」と思った理由について語っていた。
千原ジュニア:これは皆さん、あんまりピンと来る話じゃないかも分かりませんが、コバやったら多分こう分かってくれると思うんやけど。
ケンドーコバヤシ:なんすか?
千原ジュニア:この間、アンタッチャブルの番組に呼んでもうたんよ。ほんで、アンタッチとやりたいことみたいなんで。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:で、俺、人力舎行ったことないし。人力舎の若手を柴田君がなんか講師みたいなので見てて。
ケンドーコバヤシ:ああ、はいはい。JCAかなんか。
千原ジュニア:そう。だから、ちょっと人力舎の柴田君がチョイスしたというか、こう「これから行くんじゃないか」っていう若手を何組か見たいみたいな。それで、アンタッチャブルが東京で劇場が事務所にないから、ほんま人形劇をやる劇場みたいな、80席ぐらいのすっごい良い劇場、新宿にある。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:そこで単独ライブを初めてやったんやって、そこから、今もう結構若手とかも使うようになってるらしいけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:そこで、実際我々、客席3人座って何組か、結局10組ぐらい見る、みたいな。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:コントで、若い子やで、1年目とか2年目とか言ったかな。コントで、レストランで店員がバシャーンってなんか料理こぼしてもうた、で、汚れてもうた、「すみません」って言って、で、タオル取りに行ってる間に服脱ぐ。で、レストランなんで、「あ、お客様、すみません…」「いや、濡れちゃったんで」「あ、じゃあ私拭きますんで、服は着てもらっていいですか?」みたいな。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、他のお客さんに呼ばれた、で、行く、脱ぐ。とにかく脱ぎたい客やったという、コントやねん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:これがさ、その設定もええなぁと思うねんけど、脱ぐやん、白ブリーフやねんけど、その下にこれぐらいの肌襦袢を着てんのよ、肌色のね。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:ブリーフの下に。
ケンドーコバヤシ:ちょっとボクサーパンツみたいなね。
千原ジュニア:ボクサーパンツみたいな、その上にブリーフ穿いてんのよ。もうめっちゃ可哀想やん。
ケンドーコバヤシ:可哀想。
千原ジュニア:もうそんなもん、もうええやん、ブリーフ1枚で。ほんで、「まぁ、これテレビやから。そうやって一応、肌襦袢の上にブリーフかされてんのやろなぁ」って言ったら、「いえ、僕の判断です」っつって。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:「え?なんで?」「いや、お客さんそっちの方が絶対安心するじゃないですか」みたいな。「だから、お客さんの安心感のために、これ穿いてブリーフ履いてるんです」って。いや、絶対コントはその男はブリーフになりたい男やん、じゃあ、絶対リアルにブリーフだけの方がええやん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:いや、だからほんまにあの安村が、中国で全身の肌色のやつでブリーフで「安心してください。穿いてますよ」ってやった。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:それと一緒やん。「じゃあ、例えばディレクターに言われた、プロデューサーに言われたじゃなくて、自分のジャッジなん?」「こっちの方が、見てるお客さんも安心して笑いやすいと思って」って。そういうお客さんがいて、そういう演者が…これがもし今の時代としてマッチしてんやったら、もう我々、バラエティ無理やで。
ケンドーコバヤシ:ねぇ、ぞっとする話。
千原ジュニア:ぞっとするやろ?
ケンドーコバヤシ:だからもう、これアキラ15%ぐらいでやらんと。
ケンドーコバヤシ:どっちが100%?(笑)
千原ジュニア:ないのが100やから。大分着てやらんと。凄い時代やなぁ、と。これを演者側から言うねやって。
ケンドーコバヤシ:うん、まぁサービス業としてね、ある意味お客様に不安にさせない、みたいな配慮ということでしょ?
千原ジュニア:なんかな。
ケンドーコバヤシ:不安にさせたかったんですけどね。
千原ジュニア:そう、ほんでカゲヤマが何年か前にあのほんまに、土下座でふすま開けたらっていうのを。
ケンドーコバヤシ:お尻丸出しっていう。
千原ジュニア:そう、あれ何年か前からウケたのか。もう今はもう時代が変わってるのか。
ケンドーコバヤシ:そうですね、もう5年近くは経ってますからね、多分。
千原ジュニア:そんなコントでブリーフになりたい、レストランでブリーフ一丁になりたい男を演じてる奴が、下に肌襦袢って…発想もないよな。




