2026年7月28日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 23:00-25:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、山田五郎と交わした最後の言葉について語っていた。
太田光:去年ね、五郎さんがさ『週刊現代』で、対談をやってたんだよ、ホストというか。
田中裕二:はい、はい。
太田光:で、去年のちょうどその6月号かなんかで呼ばれてさ。「五郎さん、そうか」っつうんで、行ったんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:出版社のさ、会議室。
田中裕二:うん。
太田光:そしたらさ、出版社行ったらさ、編集者の人、担当の人来て。五郎さん、ちょっとね…要するに体調が悪いことがあって。だから、この対談シリーズもまあ、だいぶ数も減っててね。
田中裕二:うん。
太田光:「だけど、『太田さんに会いたい』っていうことであれなんですけども、たまにやっぱり体調悪いから、ちょっと元気ないかもしれませんけど、気にせずに。もしかしたら休憩、途中でそういう体調悪くなったら休憩入ります」みたいなこと言ってて、言われてて。
田中裕二:うん。
太田光:で、「ああ、そうか」と思いながら会議室行ったらさ、五郎さんが「ああ!」っつってさ、来てさ。「いや、まさかさ、太田君来てくれると思わなかったよ~」なんてさ。
田中裕二:うん。
太田光:「忙しいのに、ありがとうね」なんつってさ、凄い元気そうだったの。
田中裕二:うん。
太田光:で、嬉しくなっちゃってさ。散々さ、昔話で盛り上がっちゃってさ。2時間半ぐらい話したのかな。
田中裕二:そんなに?
太田光:もうさ、すっごい盛り上がって。で、「途中、ちょっと休憩入れようか」っつったら、また喫煙所行ってさ、2人で(笑)
田中裕二:また喫煙所(笑)
太田光:で、やって、何回かそれやってたの。それで話したのがさ、五郎さんが「初めて会った時のこと、覚えてる?」っつうからさ、「いや、初めてって…いつでしたっけ?『ボキャブラ』かなぁ」なんて言っててさ。
田中裕二:うん。
太田光:「30年ぐらい前っすかね?」「そうだよ。俺、はっきり覚えてるよ」って。あの人、やっぱ記憶力良くてさ。
田中裕二:うん。
太田光:「小西克哉さんがさ、深夜でやってたろ?深夜番組」って。
田中裕二:はい、はい!やってた。テレ朝か。
太田光:「あれ、俺も出てたんだよ。テレ朝の深夜だよ、生放送でさ、あそこに爆笑来たんだよ」って。
田中裕二:ああ。
太田光:若手の頃だよ、まだ太田が若手の頃だよ。「爆笑が来ててさ、散々、太田光がさ、暴れてさ。でさ、『ここのスタッフはバラエティ分かってねぇ』とか言ってさ。ほんで『この番組なんかダメだ』っつってさ、『スタッフどうなってんだ』っつって、散々、吠えまくったんだよ」っつって。
田中裕二:はい、はい。
太田光:「あれはお前、ビックリしたよ、俺は」なんて言ってさ。「あれ楽しかったよ。あれが最初だよ」って。
田中裕二:そうなんだ。
太田光:「太田君と会ったのは」っつってさ。「俺、そんな生意気なこと言ってましたか?」っつって(笑)「生意気なんてもんじゃなかったよ、あの時」っつって(笑)
田中裕二:あの番組の、すげぇなんか良くない、なんとなく印象っていうのはあった(笑)
太田光:よくない印象?
田中裕二:だから、良くないっていうのは別に番組が悪いって言いたいわけじゃなくて、俺らにとってなんか上手くいかなかった、みたいな。
太田光:なんか、ネタかなんかやらせたんだっけ?
田中裕二:ネタだったのかな?
太田光:そうだったかもね。で、なんか俺、全員に毒づいたっていうんだよ。
田中裕二:ああ、かもしんないね。
太田光:「太田君が暴れてさ」って。「はっきり覚えてるよ。それ以来だよ」なんて言っててさ。で、散々話して。
田中裕二:地球なんとか、みたいな…
太田光:『地球テレビ』?なんかそんな感じだよね(週刊地球テレビ)。「それだよ」っつうんで。「みんなのことけなして帰っていったよ」っつうからさ、「申し訳なかった。それは申し訳なかったですね」っつって言ってて。散々、盛り上がってね、話も楽しくてさ。
田中裕二:ねぇ。
太田光:それでさ、とりあえず終わってさ、まあまあ五郎さん見送って。
田中裕二:うん。
太田光:で、その時にさ、別れ際さ、「まあまあ、今日、本当楽しかったよ」なんつってさ。「まぁ、俺もね、生きているかわかんないけどさ。そろそろ死ぬからさ。楽しかった、これも最後かもしんないけどさ」って。
田中裕二:うん。
太田光:「まぁ、また会えたらさ、どっかで会おうや」って。「あ、ちょうどだから美術の番組またやりたいって言ってますから」っつったら、「あれな、だからやれたらやりたいね」なんつって。「本当にありがとう」って最後。
田中裕二:あ、そう。
太田光:「本当にありがとう」って言ってくれたのが、あれがだから、今から思えば…
田中裕二:1年前くらい。
太田光:ちょうど、1年ちょい前ぐらいだね。だから、もしかしたら、そのお別れに呼んでくれたのかなっていうのもあるし。
田中裕二:はい。
太田光:「でも、またやりましょうね」って俺は五郎さんに言ったんだけど。つい最近もさ、五郎さんあいう風に発表になる前に、土屋がほら、それこそ日藝の美術入って…あれ、きっかけはこの間、ラジオ聴いてたら五郎さんだってね。
田中裕二:ああ、そうなんだ。
太田光:だから、そういう意味で言うと、あれ『アート音痴』ね、もしね、今度次があるとしたら、土屋も呼べるなぁ、なんて俺は思ってて。
田中裕二:うん、なるほど。
太田光:だから、そんな矢先だったからさ、あれはちょっと寂しいやな。
田中裕二:そうだね。
太田光:で、編集者の人もさ、「いやぁ、今日、五郎さん本当調子良くて」っつって。「やっぱ太田さん来てくれたから、本当楽しそうで。いつもあんなんじゃないですよ」なんて言ってくれたのが、やっぱもうすっごい残ってるね、今ね。
田中裕二:ああ、そう。いいね、でもね。
太田光:うん。最後、まぁでも、もう1回ぐらい会いたかったけどね。


