2026年5月27日放送の日本テレビ系の番組『ZIP!』でのお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と水卜麻美の対談にて、若林が「アマチュア」イズムこそがオードリーの原点であると思った理由について語っていた。
水卜麻美:結婚されてから結構経ちますけど、ご家庭があって変わりましたか?
若林正恭:まぁ、でも生活は様変わりだよね。独身の時よりはね。
水卜麻美:うん。
若林正恭:休み中にも思ったし、子供と遊んでいても思うんだけど。元々、相方って、俺、同級生じゃん、中学からの。
水卜麻美:うん。
若林正恭:で、部活の後とか、部室とかで遊んでてて。「これって面白いな」と思って、「ずっとこれでいいや」と思って入ってきているから、イズムが「アマチュア」なんだろうなって、休み中は凄い思って。
水卜麻美:へぇ。
若林正恭:子供って、すべての遊びをアマチュアでやるじゃん。娘とかくれんぼしようってなって。「どっちが鬼になる?」って言ったら、「二人で隠れたい」って言うのよ。
水卜麻美:うん。
若林正恭:二人しかいないのに。「え?鬼いいの?いなくて」って言ったら、「二人で隠れよう」って、引っ張られて、マットレスの後ろに2人で隠れて、「静かにしててね」って言われて。
水卜麻美:うん。
若林正恭:それが面白かったの。
水卜麻美:へぇ。
若林正恭:でも、俺、オードリーがやっていることって、これと一緒だなって思ったんだよね、なんか。だから、「アマチュアのイズムの人なんだろうなぁ」っていうのは、その時思ったはあるのかもしれない。
水卜麻美:うん。
若林正恭:でも、何でも意味がある感じにしちゃうから、「気をつけなきゃな」とか思ったのかな、その時。変な話なんだけどね。
水卜麻美:面白いし、「あ、そういうことなのかも」って。だから、オードリーさんのラジオとかもそうだけど、ずっとそういう気持ちで聴いているのかも。
若林正恭:俺は、「昼休みにみんなが集まってくる感じ」だから。出がそこだなっていうのは、めっちゃ思うね。
水卜麻美:今の話を聞いていて、そういうところが素敵だし、『青天』を読んだ時にも、「この時の気持ちって、私もう思い出せない」って思っちゃったんですよ。
若林正恭:はい、はい。
水卜麻美:悲しいんだけど。学生時代の苦しかったこととか、ヒリヒリしたこととか、私もう全然思い出せなくて。
若林正恭:うん。
水卜麻美:多分、思い出しても、大人になってからの何らかのバイアスがかかっている気がしてて。
若林正恭:ああ。
水卜麻美:でも、『青天』を読んだ時に、割とそのままだなと思ったんですよ。あんまり「大人バイアス」がかかっていないって。
若林正恭:そうだよね。
水卜麻美:肌感覚として覚えているんだろうな、ということに衝撃を受けたんです。
若林正恭:そうんだよ。これも恥ずかしい話で、よく「よく覚えている」とか「よくあんなリアルに書ける」って言われるけど、それって普通は「大人」を1回通過して、また戻った感覚で言ってくれていると思うんだけど。
水卜麻美:うん。
若林正恭:俺、なんかそこを通過していないから。そうなっちゃうから、色んなジャンルの小説は書けないと思う、だから。


