2025年12月9日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、バイク事故で芸人引退を考えていた時に東野幸治が思い止まらせてくれたと明かしていた。
千原ジュニア：俺が事故った時に、朝来て、見舞いに。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：夕方もう一回来てくれはったりとか。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：ほんで俺、それこそもう何回も言ってますけど、バイクで事故って何もご飯食べられへんっていう時に、『美味しんぼ』全巻、ドーンって。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：全巻というか、こっからここまでって買ってきはったんやろうね。「1巻、2巻、2巻、4巻、5巻、5巻」みたいな。歯抜けの後輩に歯抜けの『美味しんぼ』を。
ケンドーコバヤシ：歯抜け、歯増しの(笑)
千原ジュニア：はっはっはっ(笑)
ケンドーコバヤシ：たまに2列で生えてるあの歯並びのね。
千原ジュニア：前歯2列のね。こっちないのに。
ケンドーコバヤシ：はい。
千原ジュニア：みたいなことがあったりとか。いろんな方々来てもらいましたけど、東野さんほんまに回数で言うと、一番多く。
ケンドーコバヤシ：へぇ。
千原ジュニア：後々聞いたら、その時あんまり家に帰れるような状況じゃなかったっていう。
ケンドーコバヤシ：はっはっはっ(笑)
千原ジュニア：ことはあるんでしょうけども。
ケンドーコバヤシ：もちろん、あるんでしょうけども。
千原ジュニア：そんな中、もう何回も言ってますけど、これも。後で聞いたら「アイツもうやめよるな、やめようと思ってるな。覚悟決めよったな。アイツやめさせたらアカン」って思いはったらしいねん。
ケンドーコバヤシ：ジュニアさんが、ちょっと裏方回ろうかな、みたいな。
千原ジュニア：そう。もう顔面もぐちゃぐちゃで、俺はもう表立つことはもう無理やなぁって。誰にもそんなこと言ってないけど、その俯瞰・東野はそれをどっかでキャッチして、「あ、コイツやめる気やな。やめさせたらアカン」って言うんで。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「よし」って、一本のVHSテープを持ってきてくれて。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「ジュニア、これ見ろ」って言って、帰りはった。これが読売テレビでやってたトーク番組、伝説の『パペポTV』っていう上岡さんと鶴瓶師匠の。
ケンドーコバヤシ：ああ、言うてはった。
千原ジュニア：これが本来は30分が、最後上岡さんが引退されるんでスペシャル1時間になってということで。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「上岡さん今までお疲れ様でした」みたいな『パペポ』のトークが1時間あって、ドカン、ドカン、ドカンってウケてる。ほんなら実は上岡さんには隠しで、「実はスペシャルゲスト呼んでます」と。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「誰や？誰や？」「この人です、どうぞ」って言うたら、紳助さんがバーッ降りてきて、紳助さんがそっから1時間、ドッカンドッカン。45分残りの15分ぐらいは、ちょっといい話。上岡さんがいかに凄いか、とかみたいな。
ケンドーコバヤシ：紳助イズムですね。
千原ジュニア：そう。あんだけ笑かして、最後に…ちょうど鶴瓶師匠が坊主の前髪ちょろ、みたいなあのヘアスタイルにされた時やって。
ケンドーコバヤシ：はい、はい。
千原ジュニア：ほんで出てきはって、「何ですの、そのあったかご飯の湯気みたいな頭して」みたいな。
ケンドーコバヤシ：はい。
千原ジュニア：それもドカーン、みたいなことがあって。ほんでこれでも2時間、でやっと終わんのかな思ったら、「実はもう一人スペシャルゲスト呼んでるんです」「誰や？誰や？」って言うたら、寛平師匠とショージさんを携えた、明石家さんまがバーッて出てきて。「紳助、お前の話暗いねん。そんなんちゃうねんよね、寛平さんね。テレビってこういうことですよね」「アヘアヘウヒハ」ドッカーンみたいな。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「なぁ、ショージ」「ドゥーン」ドッカーン、こういうことやねんみたいなんで、1時間もう爆笑に次ぐ爆笑。
ケンドーコバヤシ：はい。
千原ジュニア：で、「なんですの、その死にかけのトドみたいな頭して」みたいな、同じお題でそれぞれ角度の違う例えがあったりみたいな。
ケンドーコバヤシ：はい。
千原ジュニア：それを俺、東京女子医大これがオンエアは1時間やから全部切られてるけど、3時間トータル。これのノー編集のマザーテープやった、それが。東野さんが読売テレビに忍び込んで、パクッた。
ケンドーコバヤシ：はっはっはっ(笑)時代ですねぇ、テープやから当時は。たしかに盗むこと可能やねん、物があるから。
千原ジュニア：それを見て、俺はもう泣きながら東京女子医大で「やっぱそっち行きたい」と思って、今があんねん。
ケンドーコバヤシ：はい、はい。
千原ジュニア：だからある種、東野さんのそのVHSがなければ、戻ってないかもわからへんし。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：ほんで回りまわって、その読売のフリートークというのが『松紳』になって、次が『にけつッ！！』になるっていう。
ケンドーコバヤシ：ほう。
千原ジュニア：だから、非常に私はこの番組に感謝しております(笑)
ケンドーコバヤシ：たまにね、どうしてもボクシング見たいから言うて、この収録時間、短くなる時ありますけども。
千原ジュニア：はっはっはっ(笑)
ケンドーコバヤシ：ないです、ないです(笑)
