2025年10月5日放送のTBS系の番組『日曜の初耳学』にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、千鳥・大悟と笑い飯・西田と険悪な仲だった過去と和解した現在の関係性について語っていた。
川島明:結構、劇場全体がポップやったんですよ。学校終わった女子高生が見に来たりっていう感じで。
林修:はい。
川島明:で、ポップでちょっと格好良くて。キャーキャー言われるっていう、そういう劇場やったんですね、元々。
林修:はい。
川島明:そこにある日突然、笑い飯と千鳥が攻め込んでくるんですよ。
林修:なるほど(笑)ポップっていうカラーと、ちょっと違ったんですね?
川島明:全く違います。山の民、みたいな。
林修:ふふ(笑)
川島明:「今日、下山してきたん?」みたいな。そこで結構、僕たちはM-1出たこともあって、ギャーッてなってたんですけど、若いお客さんから。
林修:はい。
川島明:それがやっぱり気に食わなかったらしくって。「ナンボのもんやねん、麒麟が」っていう感じで。
林修:ああ。
川島明:楽屋おったら、大悟がずっと睨んでくる。
林修:ふふ(笑)
川島明:アイツ、今それ言ったら「やったことない」って言うけど、めっちゃやられた方が覚えてるから。
林修:ふふ(笑)
川島明:ずっと睨んできてたんですよ。「怖っ…」思ったけど、こっちも尖ってるから、「なんやねん、仕事もないのに。なんじゃコイツ」みたいな。「悔しかったら売れろや、ほんなら。M-1出ろや」ってことで、めっちゃバチバチになったんですよ。
林修:そうおっしゃったんですね?(笑)
川島明:いや、腹立つから。喧嘩弱いけど。めっちゃくちゃ怖いけど、正規軍vsヒールみたいな感じで。
林修:ふふ(笑)
川島明:凄いバチバチに仲悪かったです。
林修:どうやって、正規軍とヒールは仲良くなったんですか?
川島明:まず、笑い飯さんが次の年、麒麟と同じ現象が起こるんですよ。2002年に全くの無名でバーンと売れて。だから、麒麟と笑い飯がセットで売り出されたんですよ。で、喋ってみたら、めっちゃええ人らやん、この人らってなって。全然、山の民やなかったなって。
林修:ふふ(笑)それで笑い飯とは?
川島明:笑い飯と和解したんです。で、楽屋で西田さんと喋ってて、ふと視線感じたら、まだ大悟がこうやってて。「西田さんまでそっち行きましたか」って。
林修:ふふ(笑)
川島明:そしたら、2003年に千鳥が全く同じ状況になる。で、麒麟・笑い飯、2003年は千鳥が全く無名でテレビ出て。そっからですよ、イヤでも仕事毎日一緒なるから、やっとこさお互い悪い奴じゃないって和解したっていう。
林修:現場でバチバチしたの、見たかったって気もありますね。
川島明:本当に…嫌いでしたね。
林修:ふふ(笑)
川島明:でも、やっぱり僕がめっちゃ思うのは、仕事頑張れてんのは、笑い飯・千鳥とかがいたからですね。ここがやっぱ…なんかね、この3組でずっと若手のときからやってたから、変なお笑いをやると、笑い飯・千鳥にバカにされるんじゃないかっていうのがあるから。
林修:なるほど。
川島明:でも、千鳥もそうなんですよ。笑い飯に怒られんのイヤやから、筋を通すみたいな。
林修:はい。
川島明:で、笑い飯は一個先輩なんで、後輩に格好つけなアカンみたいなので、結構そのバランスが多いかもしれないですね。
林修:そんな良い緊張関係が?
川島明:今もちょっとあるんじゃないですかね。なんかダサい仕事はやめとこうなっていうのは、その当時からあるかもしれないですね。

