2025年1月16日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、芸人を目指していることが父親にバレたその晩に「枕元に手紙が置かれていた」と明かしていた。
矢部浩之:福君、愛菜ちゃんの方が全然大人です。
岡村隆史:全然ちゃんとしてる。ほんま、(自分たちが二十歳の時は)何もまだ考えてない。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:この先のことなんか、何にも。でも、絶対どっかで決断の時というかね。まだ俺、大学もずっと席置いとったし。
矢部浩之:せや、せや。
岡村隆史:大学を結局、8年在籍してたからね。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、言われたもん、親に。もう「学費、ドブに捨ててるようなもんや」って。で、8年目に「どうすんねん。やめんのか?行くのか?どっちかにせぇ」言って、ほんで「やめる」言うて。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:8年在籍してたからね。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:だからもう、多分皆さんもそんな自覚ないでしょうけども、アドバイスできるような人間でもないですし、めぇめぇ頑張ってください。
矢部浩之:いやぁ…それぞれ、色んなことあると思います(笑)
岡村隆史:ただ、我々は本当運が良くて、こうやってね。お仕事もあってご飯も食べれるようになって、こんなことをラジオで喋ってる。運が良かったなぁと思いますけども。
矢部浩之:そうや、だから「こんな世界に誘って」って、まだ岡村さんのお父さんに俺が嫌われてた時期。
岡村隆史:そう、そう。あんま口もきかへんというな。
矢部浩之:口きいてくれない。
岡村隆史:ネタ合わせしてても、別になんか何にも…「また来よった」って。
矢部浩之:「なんや、またお前か」って、俺よう言われた(笑)「こんばんは」って言うて。
岡村隆史:だから認めてへん。それこそ覚えてて、成人式の日も俺、だから親に言うてなかったから、この世界、吉本の養成所行ってるっていうことも言ってなかったし。その日にテレビつけて、漫才やってる自分の息子見て、「なんやこれ、隆史が漫才やってるやないか」って。
矢部浩之:ビックリするわな、お父さんからしたら(笑)
岡村隆史:オカンには言うててん、「俺、養成所行ってんねん」って。
矢部浩之:お母さんも一応、お父さん怒るから内緒にしてたんや。
岡村隆史:そう、そう。知らんかって、で、オカンは「なんでやろな?」って、シラ切ったぐらい(笑)
矢部浩之:うん。
岡村隆史:せやけど、家帰ったら枕元にあの直筆の手紙置いてあって、「あなたの本業は学業ですから。漫才、今日凄く頑張ったんは分かりますけども、趣味程度にほどほどに。あなたの本業は学問です」って書かれとった。
矢部浩之:懐かしいなぁ。