2024年9月10日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、『僕のヒーローアカデミア』最終回に感動したと語っていた。
ケンドーコバヤシ:『僕のヒーローアカデミア』っていう漫画が終わって。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:これ、本当によくて。もちろん単行本もアニメも最終回迎えてないんで、どんな結末か言えないんですけど。「こう終わるやろうな」って、なんとなく2つの予想。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:「こう終わったら寂しいな」「こう終わってくれたらハッピーやな」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:見事同時にやるっていう。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:まぁ、色んな意見があると思いますけど。余計なお世話と頑張れっていうのが深いテーマになってまして。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:これ、今の世の中、嫌われる2つなんですね。
千原ジュニア:はい、はい。
ケンドーコバヤシ:ご病気であるとか、怪我である人に「頑張れ」っていうのはよくないって聞きますけども。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:普通の人に「頑張れ」って言っても、人それぞれのペースがあるんだから、言ってはいけないって風潮になってて。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:主人公は「デク」って男なんですけど。でくのぼう、元イジメられっ子なんです。
千原ジュニア:はい。
ケンドーコバヤシ:このでくのぼうからついた「デク」っていう名前なんですけど、それは「頑張れ」って意味で本人は捉えてて。
千原ジュニア:ほう。
ケンドーコバヤシ:いつかはしっかり自分でやれる。今はでくのぼうだけども
。「だから僕はこの名前気に入ってる」って。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:世界中からね、「頑張れ」って声が最後届くんです。「頑張れ」って…最高。
千原ジュニア:ちょっとすみません、勉強不足で(笑)
ケンドーコバヤシ:僕、人前で涙流したら、その場で腹かっさばいて死ぬって決めてるんですよ。
千原ジュニア:それは色んな思想あるからいいんじゃないですか。
ケンドーコバヤシ:お笑い芸人・ケンドーコバヤシとして、人前で涙流すなんて絶対許せない。
千原ジュニア:色んなお笑い、思想がありますから。
ケンドーコバヤシ:俺は、その場で腹かっさばいて死ぬって決めてるんです。だから、仕事場に絶対『ヒロアカ』持ってこないでください(笑)
千原ジュニア:ふふっ(笑)
ケンドーコバヤシ:死ぬことになります!それぐらいきましたね。余計なお世話、これがヒーローの本質だと最後まで描くっていう。
千原ジュニア:うん。
ケンドーコバヤシ:それでも、迷惑がられても手を差し伸べるんだって。素晴らしい作品です。