神田松之丞、片岡仁左衛門のファンを怒らせて炎上してしまったことで釈明「俺が心酔してるとかってエピソードは編集で切られてる」

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2019年10月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田松之丞が、片岡仁左衛門のファンを怒らせて炎上してしまったことで釈明していた。

神田松之丞:このラジオが放送されるたびに、誰かが怒ってるよね。なぜなら、悪口を言ってるから(笑)はっはっはっ(笑)

言われた方が怒るっていうより、言われたファンが怒るのよ。で、俺、前回さぁ…別に悪口とかじゃ全然なくてさ、仁左衛門さんっていうね、歌舞伎の役者の中でも最高峰の人の…俺自身も仁左衛門さんの大ファンでっていう話をした上で、対談してね、ちょっとこういうことありましたって言ったらさ、まぁ、そのあんまりお気に召さなかったのか、仁左衛門の狂信的なファンの人たちが怒ってんのよ。

で、また俺のことを擁護してる人もいるの。それいい配分でさ。怒ってる人で、多分、共通すんのが、今回から21局ネットで聴いてる人も、多分同じ感想を持ってると思うんだけど、「笑い屋がうるさい」っつってんの。

それ、仁左衛門さんと関係なくなっちゃってんだよ。「笑い屋がうるさくて」って。「なに、あの子」っつって。

「あんなのを使うようじゃダメだ」みたいな。でもさ、それは意味があって使ってるし、一回ニ回聴いたくらいじゃ分かんないような境地もあるわけよ。それは歌舞伎も一緒でしょうよ。

お前らもさ、一回歌舞伎見てさ、「こういうところダメ」とか言う?言わないだろ、お前らもさ、とにかく選民思想みたいなのあるんだから。

またさ、俺もツイッター読み上げるってよくないんだけど(笑)この人たちのこと、嫌いじゃないんだよ。聴いてくれてありがとうって思うんだけどさ。俺、別に仁左衛門さんのことディスった覚えなんか全くないからね。

一人が、


って書いてあるの。そしたら、


って、他の怒ってる人たちを鎮めにかかってるわけ。「にざ様のこと言われてる、キーッ」ってなって、実際聴いてみたら、別にディスってないんじゃない、むしろ仁左衛門さんのこと好きで、ちょっとこじらせて言ってるだけじゃん、可愛いじゃんって意見と。

あと煽ってる奴とかいたろ。中立を装って煽ってる、アイツが一番の悪だよ。アイツ、なんだっけ?アイツが一番悪い奴だよな。いるんだよ、ああいうの。小学校の時もいたもん。「まぁまぁ」って言いながら煽ってる奴。

あと言っておくけど、これ編集番組ですから。基本、俺は2時間ぐらい喋って、30分放送されてるんですよ。2時間喋った中には、僕が仁左衛門さんっていうのは、いかに素敵な役者かってことグワッと話してんの。それをウチのディレクターの戸波さんがグワーってカットしてるから(笑)「別に面白くないんで切ります」っていう。

これはもうちょっと仁左衛門さんのファンの方も認めて欲しいんだけど、仁左衛門さんは素敵だし最高峰だし、そんなのはもう伝統芸能を好きな人は分かってんだけど。一般の人は、海老蔵しか知らないんだって、歌舞伎役者。

他には猿之助さんとか、獅童とかも知ってるかもしれないけど…なんで獅童だけ呼び捨てなんだよ(笑)

色んな人がいるんだけど、別にそれはさ、色んな人を相手に俺もやってるからさ。俺が仁左衛門さん好きだっていうことをさ、あんま言えないんだよ、その空気感の中で。知らない世代もいるし、リスナーもいるからさ。

そうするとさ、戸波さんなんて、反権力の鬼みたいなところあるから。仁左衛門さんが凄いって言われてたら、戸波さんは知らないからさ、「俺が知らねぇのに、凄いわけねぇだろ」って感じなのよ。

「知ったことか、バカ野郎」っていう。そういう人も大勢、マスってのはいるんですよ、と。あなたたちが神様と思ってる人達だと思うけど、そういう人たちだけじゃないっていう。

そういう中で、こういろんな人に向けてやってますから。俺が凄くフォローしてたりとか、心酔してるとかってエピソードは切っちゃうんですよっていう。それも分かってっていう。

そういうのを分かってないぐらいの感性で、芝居って楽しいんですかね?果たして。そこまでリテラシーもってなくて芝居見て面白い?…面白いよ。面白いもん。ねぇ(笑)

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