2019年9月28日放送のテレビ東京系列の番組『ゴッドタン』(毎週土 25:45-26:10)の「お笑いを存分に語れるBAR2」企画にて、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、M-1グランプリが結成10年目までの「新しさ」を求める大会だったのに、復活後に15年目までの「コンビの集大成」を見せる大会に変わってしまったと指摘していた。
塙宣之:まず、M-1グランプリという大会が第一回目が行われた時は、2001年なんですけど。
土屋伸之:はい。
塙宣之:ますだおかださんとか、アメリカザリガニさんとか、中川家さんとか、なんとなくオンバトとかの凄い面白かった人たちの集大成みたいな感じが僕はしたんですよ。
土屋伸之:うん。
塙宣之:それが段々、大会が進むにつれて、上手さよりも新しさとかそういうものをやってった方がいいんじゃないか、みたいな。それは10年以内だったから。
土屋伸之:うん。
塙宣之:…になってきて、ナイツの言い間違いとか、オードリーのズレ漫才みたいな、スリムクラブのああいう漫才とか、普通の王道の漫才より、ああいうスタイルがある漫才の方がいいんじゃないかっていう大会に変わってったところで、一回、終わって。
劇団ひとり:うん。
塙宣之:で、今度は2015年にまたM-1が復活しました。
飯塚悟志:はい。
塙宣之:その時に、結成15年以内にまたなったんですよ。結局、とろサーモンとか、スーパーマラドーナ14年目とか、そういう人たちがまたもう一回チャレンジする、集大成の大会にまた変わってしまったので、それがいいのか悪いのかっていうのが、自分の中であります。
劇団ひとり:うん。
塙宣之:結局は、脂のってるに決まってんだろっていう。
小沢一敬:一期と二期に分かれてるってこと?
塙宣之:そう、そう。