2022年4月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『パンサー向井の#ふらっと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、「仕事は全部人間でできている」という視点で見ることで仕事での人間関係や問題を楽にできるのではと語っていた。
向井慧:『ずるい仕事術』で言うと、後輩との接し方というのも書いてあるじゃないですか。
佐久間宣行:そうですね。会社の後輩は、頼られたらできるだけ力になりたいって思う方ではあります。
向井慧:ああ。上司への接し方も書いてありますよね。
佐久間宣行:はい、そうですね。
向井慧:これ、どっちも全然違うものですか?
佐久間宣行:そうだな…上司も、その上に上司がいて。
向井慧:うん。
佐久間宣行:ただ上司って考えるんじゃなくて、その人も人間で。
向井慧:はい。
佐久間宣行:基本的には、『ずるい仕事術』っていうのは、仕事は全部人間でできてるから。
向井慧:うん。
佐久間宣行:「この人が嫌い」って上司に思ったら、何が自分で耐えられないかちゃんと分析した方がいいとか。
向井慧:ああ。
佐久間宣行:ただ「敵」って思ったりしないとか。
滝沢カレン:ああ。
佐久間宣行:そういうところから、自分の人生が楽になっていくよっていう本なんで。
滝沢カレン:へぇ。
向井慧:「嫌いだわぁ、合わないなぁ」で終わらずに。
佐久間宣行:終わらずに。
向井慧:「なんでそうなんだろう?」って突き詰めていくと、意外と解消することがある、と。
佐久間宣行:そう、そう。これはもしかしたら、組織の仕組みだったりすることがあって、結構。
滝沢カレン:仕組み。
佐久間宣行:うん。
向井慧:個人の話じゃなくて?
佐久間宣行:個人の話じゃなく。失敗が起きた時に、その人の責任と思うか。だから、ADが失敗した時に、ADさんの失敗って、その当人の問題なのか、それとも僕の番組のスケジュールがキツイのか、とか。
向井慧:ああ。
佐久間宣行:とか思って。そういうところを考えていったら、解消できるなって思ったんで。それは、40近くなってから学んだことですけど。