2019年7月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、南海キャンディーズの山里亮太が、吉本興業のお家騒動で、「会社から圧力を受けてる雰囲気」を演出しようと若手芸人を狙って取材するニュース番組に疑問を呈していた。
山里亮太:あとシンプルに、僕、一番キツイのは、「何か一言!」って言われて、「あ、すみません」って無言で立ち去って、「……」のテロップを入れられるのが、一番圧力を受けてる感を演出されちゃうじゃない。
赤江珠緒:印象的に、そう見えちゃうっていうね。
山里亮太:そう、そう。それがイヤだから、元気よく、自分の思ってることをしっかり言うって決めてんの。
赤江珠緒:うん、なるほど。
山里亮太:今、120点を叩き出したのは、ゆりやんレトリィバァかな。
赤江珠緒:あ、拝見しました(笑)「う~ん…」って凄い悩むのね、一瞬、考えて(笑)
山里亮太:悩むのよ、で、途中で泣くのよ。
赤江珠緒:あ、そうだったっけ?
山里亮太:あ、見てない?
赤江珠緒:私の見たのと違うわ。
山里亮太:どっかのテレビ局がね…劇場の前にね、可哀想なんですよ。お客さんも出待ちしてるところにさ、そこにさ、お客さんの前に行ってさ、お客さんが大好きな芸人に握手しに行くより先にカメラバッて行ってさ。
赤江珠緒:ああ。
山里亮太:で、免疫ないから困ってるところとか、「会社から圧力を受けてる雰囲気」を撮りたがる人たちが来るんだって。
赤江珠緒:ああ、無言で歩くだけでね。
山里亮太:「どうですか?今」って。「そういうこと言うなって言われてるんで」なんていうセリフを言おうもんなら、「よし、いいもんいただけた」みたいな空気で放送するわけよ、可哀想にね。後輩たちだってさ、ツイッターなんてね、自分たちのツイッターなんてフォロワー少なめで誰も見ないって思ったら、文字に起こして、で、アナウンサーだかなんだか分からない人が、神妙な面持ちで読んで。
赤江珠緒:うん。
山里亮太:で、「これはこっち派ですね」「こんなにヒドイ待遇を受けてるんですね」ってやったり。
赤江珠緒:ああ。
山里亮太:みんなとにかく、会社に対して圧力を受けてるっていう空気のシーンをとりたくて仕方ないって。
赤江珠緒:また切り取られるとね、そうなりがちだからね。
山里亮太:そう。